ホーム活用例テーマパーク

テーマパーク

 屋外型テーマパークは時系列で変わる人の流れを的確に読むことにより、運営効率が大きく変わる業種です。たとえばお昼の12時に人があまり来ないエリアに飲食ブースがあっても大きな売上を期待することはできません。
後処理GPSロガーなどで人の流れを分析し、テーマパークの効率的な運営をおこなっている会社はよく見かけます。
しかし、人の流れは毎日同じではなく、天気などの毎日変わる条件の他に、口コミなどさまざまな要素で短い時間の中で変動します。
季節単位→月→日→時間・・・といったように人の流れを短い単位で数値にすることにより、より高い効率でテーマパークを運営することが可能になります。

 スマートフォンとさまざまなアプリの普及により、口コミはより短い時間で興味を持った多くの人々に浸透していきます。
 リアルタイムトラッカーを試験的に入場者に携帯してもらうことにより、大きな人の動きに先んじて流れを読むことができます。予想外の人の流れを先読みして、警備員などを早めに当該施設に走らせるなど、効率化のためにさまざまな手を打つことが可能になります。

テーマパーク

 統計のためにトラッカーを利用することができますが、従業員にトラッカーを持たせてより効率的に業務にあたらせることも可能です。
 トラッカーを携帯する従業員は管理センターでどこに誰がいるか、どのような動きをしたか一目瞭然となります。
 たとえば直近1時間の従業員の動きを地図上にルートとして著しく動きが悪ければ、そのトラッカーに電話をして音声で動きを修正させることができます。一日の仕事が終わってから「キミは昼頃の動きが良くなかった」とあいまいな指示をされるのとでは、その効果には雲泥の差があります。

 またリアルタイムトラッカーはモニタリングにも最適です。たとえばモニターにトラッカーを一日携帯してもらって、テーマパークを訪れたお客様が訪問前と訪問後にどのような動きをしたかというような統計を取ることも可能です。

 テーマパークを訪れたお客様が、何駅からテーマパークにどのような交通手段で来て、昼はどこで食べて帰り道にどこで買い物をしたかなど調査することができます。
 「施設Aに来るお客様は、自宅を出てコンビニBにより、スーパーCに寄って帰宅した。」という一見何の相関」ももたないようなデータをたくさん集めることによって効率運営・売上増への何らかの方程式になるかもしれないということです。

テーマパーク

適用マーケット: テーマパーク、イベント、広告

 

 2014年8月掲載


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