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2018年1月23日

株式会社GISupply

 

 

 

Kerlink SPNを用いた多目的実証実験を開始


 

2018年1月中旬、株式会社GISupply(以下、GISupply)と長野県大町市は共同で、複数の部署・分野におけるLPWA通信(Low Power Wide Area通信:IoTやM2Mでの活用が期待される広範囲・低消費電力の通信方式)の実証実験を開始します。対象となる分野は以下の通りです。

 

・除雪車リアルタイム管理システム
・ごみ収集車リアルタイム管理システム

・熱・煙感知システム
・CO2濃度測定システム

 

当実験は、GISupplyが提供するKerlink SPN(ページ下部参考)を応用し、将来的に長野県大町市においてLoRa導入を想定した各分野での有効性を確認・体験を目的とした実証実験です。


 

 

●実験の背景
除雪車やごみ収集車など、生活に深く関係する車両について「今どこにいるのか」といったお客様の声を聞くことがあります。

そこでGISupplyが提供するアプリケーション(ezFinder BUSINESS)のリアルタイム位置情報管理機能を利用して、各車両の状況をリアルタイムに管理する事でお客様の声にお応えし、全国で車両管理システムの標準となる事を目標としています。

また、本システムの他にも、熱・煙感知システム、CO2濃度測定システムの評価を並行して実施し、LPWA通信を活かした各分野の利便性向上を目指していきます。

 

 

 

 

●除雪車・ごみ収集車リアルタイム管理システムの概要
LT-100の3軸Gセンサーを利用したモーションモードで車両の動きを検知、LoRa通信を介しクラウドアプリezFinder BUSINESSでリアルタイム管理を行います。

 

 

除雪車・ごみ収集車リアルタイム管理システムの概要

 

 

●熱・煙感知システム
LS-134H(LoRaWAN対応熱煙センサー)を使用し、建物内の監視を行います。

 

 

 

●CO2濃度測定システム
LS-111(LoRaWAN対応CO2センサー)を使用し、

職場内環境改善を目的とした建物内のCO2濃度調査を行います。

 

 


 

 

●実験概要
・実験期間: 2018年1月17日~2018年3月1日(予定)


・スケジュール

2018年1月17日 長野県大町市 市庁舎屋上にゲートウェイ設置、各種センサーを車両等に設置
2018年2月上旬 中間確認
2018年3月 1日 実証実験終了、機材撤収

 

 

●使用機器

 

・LoRa Kerlink SPN+10EN(狭域ネットワーク)

 

 (構成)

 ゲートウェイ1台
 デバッグプローブ1セット
 アプリケーション(ezFinder BUSINESS)1式
 センサー端末(LT-100)10台
 Kerlink SPN契約

 

   

 

 

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