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下平川牧野組合 インタビュー

下平川牧野組合
牧野面積:81ha
標高:765m
放牧頭数: 7頭(黒毛和牛)
ゲートウェイ設置台数:1台
導入台数: 7頭
管理人数:1人
地形の特徴: 一部傾斜地を利用しての放牧
放牧運用時期: 周年放牧
- ―阿蘇地域特有の気候・地形による放牧管理の難しさはありますか?
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昔はもっと深い谷で放牧していたんですけど、牛が落ちたりとかもありました。
夏場は草丈が高くなって、どこにいるのか全然分からなくなる。霧が出ると、10メートル先も見えないこともあります。
そうなると、実際にその場所まで行かないと確認できないんですよね。
牛舎だったら探している牛を追い込めるが、ここ(牧野)は逃げられたら無限ですよ。
放牧は低コストって言うけど仲間との協調性がある牛とか、向いた牛を放牧しないと低コストにならないんですよね。なので、うちは特におとなしい牛を放牧しています。

- ―餌や水の管理は、どのような方法で行っていますか?
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周年放牧なので真冬で草が無い時期は倉庫にあるロールを使用しています。
水は毎日800m~1kmくらい離れた牛舎から持ってきます。当初は(水運びが)大変だったんですけど、考えてみると結局牛も毎日見に行かなければならないのでこういう作業が無いとサボり出すんですよね。
『うしみる』をレンタルする前は牧野に行っても牛がいなくて出直さなければならないことが多くありました。雨が降った時、霧がすごい時なんかは視界が悪く牛の居場所が目視で確認することができません。
しかし、『うしみる』をレンタルした今では霧がかかっても「今、餌場にいるな」というタイミングで牧野へ向かえる。
- ―うしみるの導入(レンタル)を決めた理由やきっかけを教えてください。
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役場から案内が来たんです。こういうのがあります、って。
興味があったもので、実際にどのようなシステムなのか使ってみようと思いました。
- ―首輪導入にあたり、牛の行動変化やストレスへの懸念はありましたか?
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もし自分が首輪を付けると考えると、BOXが大きいためいつもこれが首にあるのは重いんじゃないかなという感覚はありましたね。(着けてから)そんなに気にしてないとは思うんですけど、牛に聞いてみなきゃわからないです。
あと枝とかに引っかかるんじゃないかとか気にはしますね。

- ―うしみるは普段、どんな場面で活用していますか?
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だいたい水を持って行く前に1日1回見ます。牧野に牛がいることがわかるとその日の仕事が安心して出来るんですよね。
場所を確信して仕事するのはやっぱり1日の集中の仕方が全然違うし、不安を持ちながら仕事をすると怪我にもつながる。
昔、色々考えながら機械仕事をしていたら怪我したもので。その時は不安が強すぎて痛みも感じなかった。
だから不安が無いというのは私たちの仕事では大事なことなんです。
- ―見回りや確認作業の仕方にどんな変化がありましたか?
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ぱっと『うしみる』を見て牛は今、所定の位置にいないね、となったら他の仕事をするわけですよ。
集まっているのを『うしみる』で確認出来たなら「今だ」と現地へ向かう。
気になる牛や発情が来る牛を、収穫作業で遅れて夜に見に行く時なんかは場所を限定して探しにいけます。
- ―『うしみる』を導入してから作業に変化、または効率化はありましたか?
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水を牧野に持って行く際のタイミングが非常に良くなったんですよ。
ここに集まっているなという頃に来ればいいので効率化できています。
または種付けになると人工授精師を呼ばなきゃいけないんですけど、呼ぶタイミングを測りやすい。牛の居場所に合わせて朝大体何時頃ここで、という風にお願いできる。

- ―『うしみる』を導入してから牛について新たにわかったことや気付いたことはありますか?
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夜にまとまっている時もあれば分かれている時もあったりする。
「何で分かれているんだろうか」と考えることもあります。
- ―価格に見合った効果は得られましたか?
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計算していないので正直何とも言えないですね。
ただ、一日の作業計画が出来るのと出来ないのでは行動の仕方や労力はやっぱり違う。
牧野に行かなくてもそこにいると確信できる、それだけでも畜主は安心なので。
- ―他の牧場に勧めるとすればどの部分ですか?
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人がいれば数の力に頼ってしまうので人数が少ない所のほうがいいんじゃないかなと。
一人でやっていると時間管理が非常に大事になるから、そういうところを『うしみる』はカバー出来る気がします。
2026/04/01掲載
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