リアルタイムに車両位置を把握
冬季の除雪業務において、業務管理者が複数エリアで除雪を行う作業車の現在地を把握することが可能です。
Open Street Mapを採用
地理情報データを誰でも利用、編集が可能なOpen Street Map(OSM)を採用しました。OSMコミュニティが活発な会津地域ではGoogleやBing、Yahoo等大手が提供する地図データよりも詳細な情報を表示することができます。
車両の走行履歴を検索、表示
期間(年月日と時間)を指定して走行履歴を表示することができます。また作業を担当している会社名や、車両に搭載している3G/GPSトラッカーの管理番号で絞り込むことも可能です。
PC、スマートフォンでいつでも確認可能
様々なOSに搭載されているブラウザで閲覧が可能な「Webアプリケーション」として開発しました。PCやスマートフォンを使うことで作業オペレーター自身でも位置をいつでも確認することができます。
SORACOM Air SIM / SORACOM Beamの活用
TR-313JとSORACOM AirのSIMを組み合わせ、リアルタイムに送信される位置情報をSORACOM Beamを利用してTCPからHTTPへ変換しWebサーバーへ転送を行っています。
SORACOM Air SIM / SORACOM Beamを組み合わせた事例の詳細はこちら [株式会社デザイニウム様サイトへ]
業務管理者の状況把握が簡単に
車両の位置を管理者が把握することによって、住民からの問い合わせ(除雪の状況)に対してスムーズに回答を行うことができます。また、走行履歴を活用することで除雪作業の効率化を図ることも可能です。
操作方法が簡単
TR-313Jを用いることで電源を入れるだけで位置情報の送信を開始します。スマートフォンアプリなどスマート端末を利用したシステムとは違うため、タッチパネルでの誤操作やそれによって余分な機能を停止させる心配がありません。
除雪車両の位置を住民へ公開(検討中)
住民へ除雪車両の現在位置を公開することで、冬季の除雪に関する問い合わせを減らす効果を見込むことができます。
シガーソケットからの電源供給
TR-313Jと充電クリップを組み合わせ、除雪車両のシガーソケットから電源を供給しながら利用しています。 標準構成品の充電クレードルでは、振動や衝撃で簡単にクレードルから外れてしまいますが、充電クリップを用いることで車両に固定した状態で充電を行いながらバッテリー残量を気にすることなく利用することが可能です。 |
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最新技術を活用したシステム構成
株式会社デザイニウム様では、自社でサーバーを用意しSORACOM AirとSORACOM Beamを組み合わせることで、トラッカーからの位置情報データを全てSORACOM Beamへ集約しています。
トラッカーからTCPでSORACOM Beamへ送信し、SORACOM BeamからHTTPでサーバーへ転送を行っています。SORACOM Beamを利用することで、利用しているすべてのトラッカーの設定を直接変更することなく、
本番環境、テスト環境など送信先の変更などWeb上で一括管理ができるようになっています。また、FirebaseやWebSocketなどのサービスや技術を活用し位置情報表示のリアルタイム性を高めています。 株式会社デザイニウム様は、高い技術力で迅速にシステムを開発しています。
株式会社デザイニウム 様
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2016/01/28掲載
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