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2018年03月26日

株式会社GISupply

 

 

 

Kerlink SPNを用いた多目的実証実験(実験終了)


 

2018年1月中旬より、株式会社GISupply(以下、GISupply)と長野県大町市は共同で、複数の部署・分野におけるLPWA通信(Low Power Wide Area通信:IoTやM2Mでの活用が期待される広範囲・低消費電力の通信方式)の実証実験を行いました。対象となる各分野の実験結果を報告いたします。

 


●除雪車リアルタイム管理システム、ごみ収集車リアルタイム管理システム

除雪車、ごみ収集車ともリアルタイムに位置を把握することができ、有用であったとご意見を頂きました。

 

Kerlink SPNを用いた多目的実証実験

 

 

 

 

 

●熱・煙感知システム
実験を終了。熱・煙等が発生したことはありませんでした。異常な動作等も確認されませんでした。

Kerlink SPNを用いた多目的実証実験

 

 

●CO2濃度測定システム
実験中。CO2濃度センサーは事務所内に設置させて頂きました。本センサーは温度と湿度のデータをとることも可能です。業務に際し、適正な温度、湿度、CO2濃度かを確認することができます。

 

 

<担当者様所感>

 朝、職員が出勤してくるとともにCO2濃度が上昇を始め、お昼前に一旦のピークを描き、

 ランチタイムに濃度が下落、再度13:00すぎから濃度が上昇を始め、16:00過ぎにピークを

 迎えるというようなカーブを描くことが多く、CO2濃度と作業効率の関係を考察したり、

 窓開放による換気タイミングの目安ともなると感じました。

 

 

 

Kerlink SPNを用いた多目的実証実験

 

 

●実験の背景

除雪車やごみ収集車など、生活に深く関係する車両について「今どこにいるのか」といったお客様の声を聞くことがあります。

そこでGISupplyが提供するアプリケーション(ezFinder BUSINESS)のリアルタイム位置情報管理機能を利用して、各車両の状況をリアルタイムに管理する事でお客様の声にお応えし、全国で車両管理システムの標準となる事を目標としています。

また、本システムの他にも、熱・煙感知システム、CO2濃度測定システムの評価を並行して実施し、LPWA通信を活かした各分野の利便性向上を目指していきます。

 

 

●除雪車・ごみ収集車リアルタイム管理システムの概要
LT-100の3軸Gセンサーを利用したモーションモードで車両の動きを検知、LoRa通信を介しクラウドアプリezFinder BUSINESSでリアルタイム管理を行います。

 

Kerlink SPNを用いた多目的実証実験

 

 

●熱・煙感知システム
LS-134H(LoRaWAN対応熱煙センサー)を使用し、建物内の監視を行います。

 

 

●CO2濃度測定システム
LS-111(LoRaWAN対応CO2センサー)を使用し、職場内環境改善を目的とした建物内のCO2濃度調査を行います。

 

 

●実験概要
・実験期間:2018年1月17日~2018年3月1日(予定)

 


・スケジュール

2018年1月17日 長野県大町市 市庁舎屋上にゲートウェイ設置、

        各種センサーを車両等に設置 (終了)
2018年2月上旬 中間確認 (終了)
2018年3月 1日 実証実験終了、機材撤収 (終了)

 

 

●使用機器

・LoRa Kerlink SPN+10EN(狭域ネットワーク)

 

 (構成)

 ゲートウェイ1台
 デバッグプローブ1セット
 アプリケーション(ezFinder BUSINESS)1式
 センサー端末(LT-100)10台
 Kerlink SPN契約

 

   

 

 

*このページに記載している情報は、掲載日時点のものです。

 

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