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山田西部牧野組合 インタビュー

 

うしみる導入事例インタビュー

 

 

山田西部牧野組合
牧野面積:261ha
標高:858m
放牧頭数: 約70頭(黒毛和牛、褐毛和種)
ゲートウェイ設置台数:1台
導入台数: 10頭
管理人数:5人(1日1人交代)
放牧運用時期: 4/10~11/30(12/1~4/9は延長放牧)

 

 


 

 

― 阿蘇地域の気候や地形を踏まえて、牧野の特徴や放牧管理の工夫について教えてください。

 

うちのいいところは牧区を5つに分けているんですけど、基本的には1年中全ての牧区で水が流れていることです。 ただ、近年は時期によって枯れることもあって、その時は他の牧区を開放して対応しています。

 

 

 

うしみる導入事例インタビュー

 

 

 

― 放牧中の牛はどのような方法で管理していますか?

 

午前中は頭数の確認をして、午後からは午前中に見当たらなかった牛や、発情している牛の確認を兼ねて見回りをしています。

牛の出産も、人目につかない場所に行くことが多いので、その確認もしています。

 

 

 

― トラブルはどのくらいの頻度で起きますか?

 

事故で牛が落ちてしまって行方不明になることはたまにあります。

あとは隣の牧区に入ってしまったり。でも何日か経ったらいつの間にか帰ってくるんですよ。

 

 

 

―『うしみる』の導入を決めた理由やきっかけを教えてください。

 

去年、研修会で振興局から『うしみる』の他牧野の実績報告を聞いて面白いなと思って導入しました。

 

 

 

― 首輪導入にあたり、牛の行動変化やストレスなどに懸念はありましたか?

 

やっぱりありましたね。思ったより首輪が大きかったです。※1

ただ、実際に着けてみると思ったほど支障では無い気がします。

杭等に引っかからないようベルトは絞っておかなきゃとは思いました。

 

 

 

― うしみるは普段、どんな場面で活用していますか?

 

見当たらない牛を探す時に、携帯の電波がつながるところで『うしみる』を見て、「あそこにいるな」と確認し、その周辺を中心的に捜索しています。

 

 

 

― 見回りや確認作業の仕方にどんな変化がありましたか?

 

『うしみる』で通信が繋がっている牛はすぐ見つかるし、大まかな居場所が分かります。

ただ、最終受信時刻が前日や2日前になっていることもあるので、見ていなかったルートを見直したりしています。当牧野では若い牛とか分娩前の牛だけ首輪を着けていますが、その他の牛はだいたい首輪をつけた牛たちと一緒に行動しています。

 

 

 

―「うしみる」を導入してから作業に変化、または効率化はありましたか?

 

(多くの組合員は)若牛を2頭一緒につれてきて放牧するので、片方の牛に着けておけばだいたい一緒にいるのが分かります。

発情している牛も人工授精師さんが来る前にパドックに入れる必要があるんですが、霧がかかって全然見えない時でも『うしみる』で探せば早く見つかる。

これまでは見つからない牛を闇雲に探索してましたが、うしみるを入れてからは大まかな場所を特定して探すことができるようになったので楽になりました。

 

 

 

―「うしみる」の操作や首輪の装着にはすぐ慣れましたか?

 

本当は移動履歴なども使えるのはわかっているんですけど、携帯の電波が思ったように入らないので最低限の使い方になってしまっていますね。※2

首輪装着は牛を捕まえれば楽です。枠があるから入ってくれれば捕まえられるし、餌をあげて慣れさせれば牛から寄ってくる。

欲を言うならもうちょっと薄型になるといいかな。 ※1

 

 

 

―「あって助かった」または「これは便利だな」と感じたエピソードがあれば教えてください。

 

出産時はだいたい人目のつかないところで分娩するんですよ。普段は目に付くところにいても、出産の時になったらどんなに探してもわからないような場所にいることが多いので妊娠牛などの危険度が高い牛に『うしみる』を着けていています。

そういう時に『うしみる』で位置がおおよそ分かるので、見つけることができました。

初めは別の場所を探していて、携帯の電波が通じるところで前日の動きを確認できたので、午後に行ってみたら自分の車っていうのを牛がわかって子牛を連れて出てきましたね。

 

 

 

うしみる導入事例インタビュー

 

 

 

― 今後、うしみるに期待する改善点や追加してほしい機能はありますか?

 

一番は受信の確実性。敷地のどこでも通信出来るようになってくれたら助かります。※3

 

 

 

― 価格に見合った効果は得られましたか?

 

例えば子牛が引っかかって動けない状態になっていて、『うしみる』のおかげで見つけて処置が出来て助かった、という牛が1頭でもいれば元が取れたってことになるんじゃないかなと思います。

今のところ首輪をつけた牛でそういう危険な状況はありませんが、首輪を着けていたおかげで助かったとなればその価値に相当すると思いますよ。

 

 

 

―『うしみる』導入について、感じているハードルや現実的な課題はありますか?

 

入れたいと思っても経費がかかるじゃないですか。組合で一人でも反対が出たら経費では払えないかなと思います。

ただこれから若い人主体に変わっていって、『うしみる』を使いこなせるようになったら「これあったほうがいいんじゃない?」という話に変わってくるんじゃないですかね。

 

 

 

※1 『うしみる首輪1号』からより薄く、軽くなった『うしみる首輪2号』もレンタル・販売中です。

※2 『うしみる』を利用するには、ゲートウェイと閲覧するスマートフォンがどちらもネットワークに接続されている必要があります。

※3 牧野の広さや地形によっては複数台のゲートウェイを設置することで、より安定した通信環境を構築できます。

 

 


2026/02/19掲載

 

*このページに記載している情報は、掲載日時点のものです。

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