タグ: 北海道公共牧場会

  • 北海道公共牧場会夏季研修会に参加しました

    2025年8月25日
    by ノルドマルク

    現地実習で旭川市営牧場に設置してある弊社の「うしみる」用ゲートウェイ

    (現地実習で旭川市営牧場に設置してある弊社の「うしみる」用ゲートウェイ)

     

    822日と23日と旭川で開催された「北海道公共牧場会夏季研修会」で発表してきました。

    初日は座学で「ヒグマによる家畜被害」や「野生動物対策の電気柵」などについて研修を受けました。北海道におけるヒグマ被害は毎年増加し、生息数は1990年の推定値が5,200頭(中央値)で2020年は11,700頭と倍増しているそうです。今年は特にヒグマの目撃報告が多く、私も2週間ほど前に釣りに行ったときに国道で体長1.8mくらいの熊を見かけました。私の車を見た瞬間に猛ダッシュで横の草藪ににげて行きました。私が釣りに出かける渓流で見かけるような熊は、牛、ひとをみかけると逃げていくような熊が多いです。怖いのは人との距離が近いところに生息している熊だと思います。また食料不足で鹿を捕食するような熊も恐ろしいと言えます。

    2日目は旭川市営牧場で、弊社の「うしみる」についての実習がありました。パドックで首輪を装着した牛を見学し、ゲートウェイからの通信距離や高活動量検知についてさまざまな質問を承りました。(→ 旭川市営牧場へのインタビューはこちら)

     

     

    当日は電気柵の説明や、6月くらいから悩まされることが多いアブ捕獲システムについても説明が行われました。

  • 北海道公共牧場の研修会に参加しました

    2024年 8月 26
    by ノルドマルク

     

    北海道公共牧場会研修会2024年8月

    2024822日と23日に開催された北海道公共牧場会の研修会に参加しました。アニマルウェルフェアや牛ウィルス下痢などについて専門家からの発表、講習などがありました。翌日は施設に木材ふんだんに使った釧路市牧場の視察を行いました。

    牛

     

    弊社も放牧牛監視システムの発情検知システムの開発状況について発表してきました。

    「放牧牛の発情検知システムについて」は こちら

     


    早朝にニジマス釣りにでかけ、52cmの大物をフライフィッシングでゲットしました。

    ニジマス

     

     

  • 「北海道公共牧場会春期研修会」に出席しました

    2024年4月15日
    by かんちゃん

     

    みなさんこんにちは。

    北海道公共牧場会の研修会(札幌)で、弊社の放牧牛管理システム「うしみる」と、分娩事故防止ライブカメラについて発表を行いました。

     

    弊社は去年も発表させていただいています。

    https://www.trackers.jp/topic/?p=1160

     

    私は初参加だったのですが、全道の牧場の方や酪農関係者が集まっており、情報交換会も行われるため、とても有意義だったと感じています。

    発表させていただいた内容について、改めてこちらでご紹介したいと思います。

     


    ■放牧牛管理システム「うしみる」

    インターネットに接続できれば、牛の位置を確認できるシステムです。「うしみる首輪」自体は携帯電波圏外でも問題ありません。設置の段取りとして、ゲートウェイを携帯電波が有効な小高い場所に設置する必要があります。取り付け講習や信号調査を行うこともあります。

     


    ■分娩事故防止ライブカメラ

    赤外線で動作する自動撮影カメラで、カメラの前を人や動物が通ったときのみ反応して、画像や動画を撮影します。携帯電話を使用するため、Wi-Fiカメラのように、牛舎と自宅の距離に制限がありません。間もなく発売予定です。

     

    追記: 2024年6月発売開始しました。ライブカメラ[4GーLS]詳細ページはこちら

    https://www.gishop.jp/shopdetail/000000001526/

     


    弊社のシステムについて、ご不明な点等がございましたら、お気軽にお問い合わせください!

  • 「北海道公共牧場職員春季研修会」で発表してきました

    2023年4月10日  
    by ノルドマルク 

    北海道公共牧場職員春季研修会

     

    北海道公共牧場会 の研修会(札幌)で、弊社の放牧牛管理システム「うしみる」について発表を行いました。

    北海道公共牧場会は北海道での酪農振興を主な目的とし、肉牛、乳牛に関わる公共牧場間の情報交換等を目的としています。公共牧場は以前全国に1,200ほどありましたが、現在は700程度でかなり減少したようです。飼料価格高騰などで公共牧場の運営も大変ご苦労されているようです。

    今回の研修会における講師の方のお話の中で、牧草の話は特に興味深いものでした。長く伸びすぎた牧草は栄養がなくなり、短草になれるということが重要であるということを再認識しました。「ちょうどよい伸び具合」ではダメで、早めに採食させることが重要と講師の方は強調されていました。また講習の中で再度放牧の意義についても説明を聞くことができました。

     

    ―放牧のメリット

    ・強靭な身体を作る

    ・糞尿を肥料化させることができる

    ・衛生環境を高めることができる

    ・土壌の改善

    ・低コスト

     

    ―デメリット

    ・牛の怪我の可能性

    ・馴致が必要となる

    ・気象条件などよみきれない変動要素がある

    ・移動にお金がかかる

     

    またニュージーランドの事例でha当たりの適正な頭数についてもお話がありました。弊社「うしみる」では、任意に作成したエリアに牛が現在何頭いるか確認できる機能はあります。データを再利用することにより、ヒートマップを作製することもできます。「うしみる」の中に、それが標準機能として組込むことができればよいなと考えています。

     

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