カテゴリー: Netvox

  • Netvoxデバイスの閲覧や設定が出来るスマホアプリがリリースされました!

    2025年12月16
    by リトルフィールド

     

     

    弊社からも様々な種類を販売しているNetvox製品ですが、これまで閲覧用のアプリが用意されていないことから、導入の敷居が高くなっている点が課題となっていました。

    せっかくゲートウェイとデバイスを導入したいと考えても、アプリを自社開発する、または弊社へ開発を依頼する必要があり、別途コストが発生することを懸念して導入を諦めた方も多くいらっしゃったかと思います。

     

    今回リリースされた「Netvox AIoT」は、Netvoxデバイスの状態確認から設定変更まで、スマートフォンだけで完結できるアプリです。

    本記事では、Netvox AIoTで実現できる主な機能についてご紹介します!

     

    Netvox AIoT画像1

     

    【アプリ】

    Android

    https://play.google.com/store/apps/details?id=cn.com.netvoxIotM3.netvox_m3&pcampaignid=web_share

     

    iOS

    https://apps.apple.com/ru/app/netvoxaiot/id6504217071?l=en-GB

     

     

    【導入方法】

    導入したいNetvoxデバイスおよびゲートウェイをご購入の際に、「Netvox AIoT」を利用したい旨を事前にお伝えください。

    アプリを利用するためには、導入前に弊社にてゲートウェイおよびデバイスの初期設定を行う必要がございますので、必ずご購入時にお知らせください。

    デバイスの台数ごとに初回設定費用は発生しますが、設定済みのデバイスについては、その後追加費用は発生しません。

    ※別途費用をいただくことで、すでに導入済みのゲートウェイを弊社へ返送いただき、アプリが利用できるよう設定することも可能です。

     

    ゲートウェイとデバイス納品後は、アプリをインストールし、ユーザー登録およびデバイス登録作業を行ってください。

     

    【機能紹介】

    ◯デバイスの状態をリアルタイムで確認

    各デバイスの属性(温度、湿度、電池残量など)を一覧で確認でき、デバイスの種類によってはアラーム通知を受け取ることも可能です。

    例:「R311A ドア/窓開閉センサー」でドアが開けられたことを検知するとスマホでアラート通知

     

    画像2

     

     

    ◯デバイスの管理と編集

    各デバイスの名称変更、表示項目の並び替え、ログの確認(CSV出力可能)、詳細データのチャート表示など、日々の運用で必要となる管理操作をアプリ上で完結できます。

     

    20251217topic01

     

     

    ◯スマートリンク(if-then自動制御)

    「もし〇〇なら××する」という条件制御(if-then)が設定でき、特定の状況に応じた自動アクションを組むことが可能です。

    例:温湿度センサーの値が一定を超えたら別のアラートデバイスより音声を発する など

     

    ※スマートリンクの設定はデバイス1台ごとに行う必要があるため、台数が増えるほど同様の設定作業が台数分必要となります。

     

    20251217topic2

     

     

    ◯プロジェクト・エリア管理

    「エリア」から施設やフロアごとにグループを作成し、その中へデバイスを振り分けることができます。

    また、案件単位で「プロジェクト」を分けることも可能なため、複数拠点を扱う場合でも整理しやすい構成となっています。

     

     

    ◯ユーザー共有・権限設定

    同じ「プロジェクト」を複数人で共有し、閲覧のみ・編集可など、ユーザーごとに細かな権限を付与できます。

     

    画像11

     

     

    【メリット・デメリット】

    メリット:

    ・アプリ開発を行う場合と比べ、導入スピードが圧倒的に早い

    ・アプリ開発と比較してコストを大幅に抑えられる

    ・スマートフォン1つでデバイスを一元管理できる

    ・「if-then」機能により、デバイス間の連携が容易

     

    デメリット:

    ・「スマートリンク」設定は1台ごとの設定が必要なため、大規模導入では設定に時間がかかる

    PC版アプリが用意されていない

    ・納品前に弊社での事前設定が必要

     

    Netvox AIoTは今までの課題を解消し、Netvoxデバイスをより手軽に、スムーズに活用いただくためのアプリです。

     

    Netvox AIoTが気になる という方は、ぜひお気軽に弊社までご連絡ください!

     

     

    Netvox製品一覧はこちら:

    https://www.trackers.jp/products_menu-cat_netvox.html#netvox_pr

  • RA02G 電子タバコ検知アラートを試してみました

    2024年11月19日
    by リトルフィールド

     

    弊社が取り扱っている電子タバコセンサー
    「RA02G:LoRa喫煙、電子タバコ、防犯アラームセンサー(DC電源)」について、現在多くのお問い合わせをいただいています。

     

    いただく内容として多いのが、トイレや個室等で隠れて電子タバコを吸う方へ対処をしたいというものです。(一般的な火災報知器ではタバコ、または電子タバコの煙を検知することはほぼ不可能です)

    そこで、本トピックではデモ機を使い、電子タバコ検知の性能をいくつかの部屋で検証します。

    もちろんトイレ等の広さは職場環境や家によりそれぞれで、風や室温により結果も違ってきます。そこにプラスして喫煙者のタバコの吸い方も影響してきます。(煙を吐く向き、息の強さ、電子タバコの種類等…)

    また、簡易的な環境での試験のため、あくまで目安としてご参考ください。

     


    [検証1] (W)82×(D)122×(H)220のトイレ

     

    ◆環境
    ・部屋中央の天井に設置
    ・便座に座って喫煙
    ・喫煙者~センサー間:1m
    ・暖房なし
    ・ドア、窓は閉めた状態
    加熱式たばこをトイレで吸う人
    種類 煙横向き 煙下向き 煙上向き
    電子タバコA(1) 30秒 20秒 18秒
    電子タバコB(1) 27秒 24秒 19秒
    Vape 16秒 15秒 12秒

    完全個室&狭い部屋の場合、アラート鳴動後すぐに喫煙をやめてドアと窓を開けて換気をしても、530分程度検知し続けました。

     

     


    [検証2] (W)260×(D)350×(H)220の部屋

    ◆環境
    ・部屋中央の天井に設置
    ・壁際で椅子に座って喫煙
    ・喫煙者~センサー間:1.5m
    ・暖房なし
    ・ドア、窓は閉めた状態
    電子たばこを隠れて吸う人
    種類 煙横向き 煙下向き 煙上向き
    電子タバコA(1) 10秒
    電子タバコB(1) 3分 15秒
    Vape 2分10 1分40 15秒

    5畳程度の部屋になると、感知までの時間が急に伸びます。

    煙を下向きに吐いたほうが、床→壁と伝うのか、息の関係なのか検知する時間が横向きより短くなるようです。

     


    [検証3] 1.7m×3m 高さ2mの物置

    ◆環境
    ・暖房等:無し
    ・天井からセンサーの位置:20cm(棚に固定)
    ・人からセンサーまでの距離1.8m
    ・部屋端の棚に固定
    ・真ん中に座ってセンサー側を向いた状態で喫煙
    加熱式たばこを吸う人
    種類 煙横向き 煙下向き 煙上向き
    電子タバコA(1) 30秒 未検証 未検証
    電子タバコB(1) 30秒 未検証 未検証
    Vape 30秒 未検証 未検証

    狭すぎるため、どの向きでやっても秒数はそこまで変わらないと判断し横向きのみ検証しました。ここまで狭いと、ある程度吸い方が異なっても反応はしそうです。

     


    [検証4] 半個室トイレ想定

    ◆環境
    ・・車庫内中央の柱にコンパネを固定(サイズ(W)0.91m×(H)1.82m)
    →前以外に壁はない状態
    ・壁と対面した状態で喫煙
    ・壁と人の中間の、上部鉄骨に固定
    ・人からセンサーまでの距離1.5m
    種類 煙横向き 煙下向き 煙上向き
    電子タバコA(1) 20秒 30秒 未検証
    電子タバコB(1) 40秒 40秒 未検証
    Vape 40秒 20秒 未検証

    前に壁があるだけでも壁に当たった煙が上に行き、しっかり鳴動しています。

    大きい職場にあるような半個室トイレでも有効と言えるのではないでしょうか。

     

    現状の検証は以上となります。

     

    ◯まとめと結果

    ・狭い部屋、または前にすぐ壁があるような状態では早く反応することは多い

    ・広い部屋では吸い方や電子タバコの機種によっては反応しないことがある

    結論:個室または半個室の狭い部屋での使用がオススメ

     

     

    ちなみに電子たばこ試験終了後、換気をして自分では匂いが消えたと思っていても、他社員はまだ匂いを感じていたとのことだったので、トイレで隠れて電子タバコを吸っている方ももしかしたら同じ心理なのかもしれません。

     

    上記結果から気になる点や、導入を検討している方はぜひお問い合わせください!

     

     


    → RA02G:LoRa喫煙、電子タバコ、防犯アラームセンサー(DC電源)詳細はこちら

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