TBSL1/LTE-Mをリリースします!

2022年8月3日
byマイク

 

 

マルチセンサーRTUTBSL1」がLTE-Mに対応します。これまではセンサー測定値をLoRaWANにて送信していましたが、国内での導入実績ではそもそもLTE圏内であったりLoRaWANゲートウェイに対してTBSL11台であったりとLoRaWANであるメリットがありませんでした。そこで同じLPWALTE-M版をメーカと共同で開発いたしました。

※ LTE-Mとは、LTEの一部周波数帯域を利用したLPWA無線通信規格の一つです。
※ LoRaとは、免許不要920MHz帯を利用したLPWA無線通信規格の一つです。
※ LPWAはLow Power Wide Areaの略で、省電力で広いエリアをカバーする無線通信技術です。

 

LoRaWANとLTE-Mの通信方式の違いについてのイメージ図です。

 

LoRaWAN方式ではゲートウェイ毎にSIM契約が必要となり、LTE-Mではデバイス毎にSIM契約が必要となります。現場の通信環境、TBSL1の数によって2つの通信方式からお選びください。

また、TBSL1/LTE-Mもソーラーバージョン、AC電源バージョンの両方をご用意しております。

【TBSL1 製品ページはこちら】

 

「NW-360HR」ウェアラブルLTE-Mトラッカー販売開始

2022年01月06日
 by chatora

 

 

作業員の安全管理など幅広い用途に利用いただける
ウェアラブルLTE-Mトラッカー「NW-360HR」
2022年1月5日にリリースしました。


【NW-360HR特徴】

・LTE-M対応
・GPSによる屋外位置情報の送信
・BLEビーコンの受信に対応。ビーコンIDと位置情報をアプリで紐付けることにより、屋内で大まかな位置情報を取得
・心拍数、皮膚温度、歩数、歩行距離、消費カロリー及び電池残量の表示と送信
・ヘルプボタン長押しによる緊急アラートの送信
・転倒時に特定の条件(※1)を満たすと「転倒検知アラート」を送信
・定期送信、デバイス上で選択可能(1分、2分、3分、5分、10分、30分、60分、120分)
・動作時間:48時間(60分の通信間隔の場合)

(※1)転倒検知には独自の判断基準を採用しております。転倒時でも条件によっては検知されない場合がございますのでご注意ください。


【利用イメージ】

※ LTE-Mとは、LTEの一部周波数帯域を利用したLPWA無線通信規格の一つです。(LPWAはLow Power Wide Areaの略で、省電力で広いエリアをカバーする無線通信技術です)


 

「NW-360HR」は GPS、BLE、LTE-Mを組み合わせることで、人員の位置情報や心拍、皮膚温度等のモニタリングが可能なウェアラブルデバイスです。
ヘルプボタンを使用すると緊急アラートを送信できます。作業員の安全管理など幅広い用途にご利用いただけます。

 

「NW-360HR」の製品詳細はこちらから
https://www.trackers.jp/products_nw-360hr.html

GTR-388LTE-M HTTPでのデータ受信確認

2021年03月24日
by RAMBO

 

1. 受信用サーバーの準備

AWS EC2 に作成した Linux サーバーインスタンス上で待ち受けプログラムを動作させます。
今回は apache や nginx のようなサーバーは使わず、Python3 で作成した簡易なWEBサーバーを使います。
web_server.py というファイル名にしています。


import sys

from http.server import BaseHTTPRequestHandler
from http.server import HTTPServer
from http import HTTPStatus

PORT = 80


class StubHttpRequestHandler(BaseHTTPRequestHandler):
    server_version = "HTTP Stub/0.1"

    def __init__(self, *args, **kwargs):
        super().__init__(*args, **kwargs)

    def do_POST(self):
        enc = sys.getfilesystemencoding()

        length = self.headers.get('content-length')
        nbytes = int(length)
        rawPostData = self.rfile.read(nbytes)
        decodedPostData = rawPostData.decode(enc)
        print("Request Data:\n", decodedPostData)

        response = "OK"
        encoded = response.encode(enc)
        self.send_response(HTTPStatus.OK)
        self.send_header("Content-type", "text/plain; charset=%s" % enc)
        self.send_header("Content-Length", str(len(encoded)))
        self.end_headers()

        self.wfile.write(encoded)

handler = StubHttpRequestHandler
httpd = HTTPServer(('', PORT), handler)
httpd.serve_forever()

2. GTR-388LTE-M 宛先の設定

Config Tool にて宛先を設定します。

起動後、[Communication]タブにて

項目 設定
(E0)Host IP 1 サーバーのIPアドレス(若しくはホスト名)
(E1)Host Port number1 80

を設定します。

[Motion Sensor]タブにて、(Rb)Report Media in static のテキストボックスをクリックします。

「Report Media Coise」ダイアログが表示されるので、HTTPを選択し、[Apply]をクリックします。

設定後、デバイスに設定を書き込んでください。

3. データの受信

3-1. サーバープログラムの起動

1で作成したプログラムを起動します。

sudo python3 web_server.py

3-2. デバイスの起動

GTR-388LTE-M を起動します。
端末を振る(5秒以上)などし、内蔵のGセンサーで動きを検知させ、データを送信します。

3-3. データの確認

データ受信に成功すると、画面に表示されます。

パケットキャプチャ結果です。

 


(参考)テスト用データの送信

Windowsのコマンドプロントで curl コマンドを使って同じデータを送信することが可能です。 まず、リクエストの文字列を格納するテキストを作成します(ここでは dummy_data.txt という名前にしています)。

GSr,GTR-388,XXXXXXXXXXXXXXX,0000,5,a080,3,190321,052853,E14230.8277,N4341.5387,223,0.00,246,11,0.8,12410mV,3082mV,0,37,26,00,00,00,00*52!

WEBサーバーに対し、リクエストを送信するコマンドは次になります。
注意) 「XXX.XXX.XXX.XXX」はサーバーのホスト名かIPアドレスにしてください。

curl --request POST --data-binary @dummy_data.txt http://XXX.XXX.XXX.XXX

GTR-388LTE-M TCPでのデータ受信確認

2021年03月22日
by RAMBO

 

GTR-388LTE-M は取得データを

      • HTTP
      • TCP Socket

で設定した宛先に送信することができます。
今回は、TCP Socketでデータを受信するための、サンプルプログラムを紹介します。

1. 受信用サーバーの準備

AWS の EC2 上に作成した Linux サーバーインスタンス上で待ち受けプログラムを動作させます。
サンプルのプログラムは Python3 で作成します。 server.py というファイル名にしています。


import socket

HOST    = "XXX.XXX.XXX.XXX"  # サーバーのIPアドレス
PORT    = 5000  # ポート番号(5000にしています)
BUFSIZE = 4096

tcp_server = socket.socket(socket.AF_INET, socket.SOCK_STREAM)
tcp_server.bind((HOST, PORT))
tcp_server.listen()

while True:
    client, address = tcp_server.accept()
    print("Connected!! [ Source : {}]".format(address))

    data = client.recv(BUFSIZE)
    print("Received Data : {}".format(data))

    client.send(b"OK")

    client.close()

2. GTR-388LTE-M 宛先の設定

Config Tool にて宛先を設定します。

起動後、[Communication]タブにて

 

 

項目 設定
(E0)Host IP 1 サーバーのIPアドレス
(E1)Host Port number1 サーバープログラムで指定したポート番号
上記例だと5000

を設定します。

[Motion Sensor]タブにて、(Rb)Report Media in static のテキストボックスをクリックします。

「Report Media Coise」ダイアログが表示されるので、TCPを選択し、[Apply]をクリックします。

設定後、デバイスに設定を書き込んでください。

 

3. データの受信

3-1. サーバープログラムの起動

1で作成したプログラムを起動します。

 

python3 server.py

3-2. デバイスの起動

GTR-388LTE-M を起動します。
端末を振る(5秒以上)などし、内蔵のGセンサーで動きを検知させ、データを送信します。

3-3. データの確認

データ受信に成功すると、画面に表示されます。

パケットキャプチャ結果です(黄色: サーバー, 緑色: クライアント)。

(参考)テスト用データの送信

クライアント用プログラムを作成することで、デバイスがなくてもテスト用データを送信することができます。


import socket

HOST    = "XXX.XXX.XXX.XXX"  # サーバーのIPアドレス
PORT    = 5000  # ポート番号
BUFSIZE = 4096

tcp_client = socket.socket(socket.AF_INET, socket.SOCK_STREAM)

tcp_client.connect((HOST, PORT))

tcp_client.send(b"GSr,GTR-388,XXXXXXXXXXXXXXX,0000,5,a080,3,>180321,081602,E14230.8271,N4341.5351,236,0.01,346,10,0.7,12400mV,>3114mV,0,6,23,00,00,00,00*68!")

response = tcp_client.recv(BUFSIZE)
print("[*]Received a response : {}".format(response))

tcp_client.close()

LPWA新製品をリリース予定です!

2019年  3月  29日
byマイク

今まではLoRa製品だけを扱っておりましたが、
今後は「LTE-M」の製品取扱を開始予定です!

リリースは近日中を予定しております。


GTR-388LTE-M

車両用LTE-M/GPSトラッカーです。

耐久性があり多機能なLTE-M接続トラッカーとして設計されています。 容易に取付けが可能な小型サイズ。オートバイ、電気スクーターおよび車に取り付け可能。強度は高く、防水設計。

位置情報等をezFinderBUSINESSで表示可能(※)。
※LTE-Mに対応したSIMが必要です。

特徴
・820mAh充電式バッテリー
・高感度GPSレシーバー
・コンパクトサイズで防水IPX7設計
・高感度GPS / GSMアンテナ内蔵
・モーションセンサー内蔵
・AGPSサポート
・サポート通信プロトコル:UDP
・マルチI / Oサポート:
カスタム機能用デジタル入力
オプションの緊急ボタン用のデジタル入力
アナログ入力
リレー用デジタル出力
ACC検出用デジタル入力
・取り付けが簡単な小型サイズ
・完璧な電源管理制御

製品ページ
https://www.trackers.jp/products_gtr-388lte-m.html

 


IoT/M2M展【春】に出展いたしますので、是非ブースにお立ち寄りください!詳細はこちら→https://www.trackers.jp/event/event_2019.html

「第8回 IoT/M2M展【春】前期」2019/4/10~4/12 東京ビッグサイト

(株)GISupply
第8回 IoT/M2M展【春】【小間番号】 7-33
LPWAを活用した新製品やシステム・ソリューションのご紹介をご案内いたします。