2024年12月17日
by ノルドマルク
今年も年の瀬がやってきましたが、40㎝ほど雪が積もった旭川から最高気温28℃の台南と、台北を訪問してきました。
弊社近くの旭川空港からも台北への直行便がありますが、今回は日程の都合で新千歳空港から台北に向かいました。台湾では旅行者に「ラッキーランド」というキャンペーンをやっており、桃園空港でその場でくじ引きできます。あたると5000元相当の電子マネーがもらえます。私ははずれでした!事前に登録が必要で、必ず入境当日にくじ引きしなければいけません。
まずは新幹線で空港から約1.5時間の台南を訪問しました。大変な数のLoRaセンサーを製造しているNETVOX社との打ち合わせが目的です。早く着いたので台南のランドマークともいえる、赤嵌楼(せきかんろう)を訪問してきました。この建物は1653年にオランダ人により建設され、オランダ統治時代は行政・軍事の中心地でした。1662年にオランダ勢力が駆逐されたのちに中国風テイストの建物となったそうです。
まだ時間があったので赤嵌楼から徒歩で行ける、神農街(しぇんのんじえ)を訪ねました。ここは清朝時代から続く商業街ですが、今はおしゃれでアートな雰囲気でいっぱいのストリートとなっています。台南では訪れたい観光スポットがたくさんあります。
今回も海外での通信はahamoなので安心楽々でした。入国手続きを終えた後、台湾通信会社カウンターでSIMを調達したりAPN設定など行うなどに時間がとられません。桃園空港につき電波をとらえると、私のApple Watchも自動で時差修正してくれます。Ahamoは最大15日間海外で追加料金なしで利用できます。私の同僚は海外用SIMカードでしたが、APN設定などに時間がかかっていました。
さて台湾の電子マネー利用状況ですが、Line Pay が圧倒的に普及しています。しかし日本ではLine Payのサービスが来年4月をもって終了となるようです。台湾では引き続き使えるという話も聞いていますが、定かではありません。私は普段Line Payを国内で使っていませんが、日本でクレジットカードに紐づけ、メニューで「国」を「台湾」に変更することで簡単に使用できました。台湾でコンビニはセブンイレブンかFamily Martが多いですが、セブンイレブンについてはApple Payが使えます。コンビニにレジでまず聞かれることは日台同じです。「袋(塑料袋スーリャオダイ)は要りますか?」です。支払いではApple PayなりLine Payの画面を見せるとすぐにわかってもらえます。普段電子マネーを使わない人は悠遊カードという、交通系カードにチャージして支払う方法があり大変普及しています。