フランスへの訪問

2023年12月 26日
by マイク

 

20202月に予定していたフランス訪問が新型コロナウイルスの流行で延期になり、3年越しにようやく行くことができました。今回訪れたのはLoRaWANゲートウェイメーカの「Kerlink」と、水質センサーメーカの「AQUALABO」の2社です。

 

私は英語もフランス語も話せないのでスマホの翻訳アプリだけが頼りでした。アプリは言葉を認識し即座に翻訳してくれますが、聞き取りミスや間の取り方で文章はブツ切れになって変な位置で区切ってしまうなど、コミュニケーションツールとしてはまだまだといったところです。Kerlinkとの打ち合わせでは途中からカーリンクジャパンからキリアン様にオンライン参加いただき双方の通訳をしていただきました。時差もある中、大変申し訳なかったと思います。

 

AQUALABOとの会議では日本語を話せる担当はいませんので完全に翻訳アプリに頼った会話となります。しかし、アプリの使い方などはどちらも不慣れなため、相手方はイラついているようにも感じました。センサーの校正ツールやメンテナンスのトレーニングなどは概ね実施していただけたかと思います。しかし、翻訳に手こずったために、こちらが交渉したかったことや聞き取りしたかったことなど、1日半あってもまるで時間が足りませんでした。

 

以下、トレーニングの様子(抜粋)

 

 

 

物価は非常に高いです。

以下、コンビニの商品棚。水より安いワインは品切れになってました。

 

2社ともランチに連れて行っていただきました。

 

 

スリにも遭わず、コロナやインフルなどにも罹らず帰って来れたのでよかったです。

Netvox社(台南市)を訪問してきました

2023年4月28日  
by ノルドマルク 

 

コロナが落ち着きやっと海外に出張できるようになりました。今回はLoRa製品で取引きの多い、台湾のメーカー数社を訪問してきました。札幌から台北行きのLCCタイガーエアーはこの時期往復39,000円弱と、東京出張と変わらない値ごろ感です。

 

訪問したのは、LoRa対応センサーで200以上もの製品をリリースしているNetvox社です。Netvox社はエリア人口180万超の台南市にあります。1995年設立ですが、6年ほど前からLoRa製品にほぼ完全シフトし売上げを伸ばしている会社で、工場は厦門にあります。業務分けは厦門で製造、ファームウェア・ソフトウェア開発、台南はAIを利用した開発行っているとの事。

特筆するはNetvoxのビジネスモデルです。多品種少量販売で、コアユーザー数社が特定モデルを大量購入しているようです。そう聞くと多品種開発に大きな投資が必要かと考えますが、実際少ない種類の通信ジュール、アンテナ、筐体で、センサーの種類だけ変え、効率的に開発を行っているようです。

今年に入り複数のセンサーをつなぎ、LoRa通信でデータ送信できる端末をリリースしました。Netvox社の製品は屋内用途のセンサーが多く、弊社で取り扱う水質センサーや農業用センサーなど、本格的な屋外用センサーをLoRa通信で送ることができるような製品はありません。スマートビルディング向けの製品が多いです。モデル数が多いので、メーカーも売れ筋の数モデルしか在庫しておらず、納期が2週間から6週間かかります。6週間かかるようなケースは、大量注文があり工場が忙しい時期となります。どういう時期に大量注文発生するかわからないので、正確な納期がなかなか答えにくいメーカーではあります。

 

今回の海外出張でうかつだったのは、「日本に帰る際に航空会社で、ワクチン接種証明の提示を求められる」ということを知らなかったことでした。台湾も旅行緩和したため、事前調査をさぼっていました。「接種証明アプリ⇒マイナンバーカード読み取りで証明書発行」で何とか事なきを得ました。

 

電子マネーマニアとして、以下の情報を共有しておきます。

 

セブンイレブン・・・Appl Pay利用可

ファミリーマート・・・Apple Pay不可

台北駅コインロッカー・・・Line Pay利用可 ただしクレジットカードとの紐づけ要

台鉄台南駅・・・Apple Pay利用可

台北市内MRT・・・悠遊カード(Suicaのようなカードで発行費がかかる)は使えるが

クレジットカード、Apple Payなどは見つけられず、ちょっとした高額紙幣も使用不可。

悠遊カードがないと不便。

桃園空港線・・・悠遊カード(Suicaのようなカードで発行費がかかる)は使えるが

クレジットカード、Apple Payなどは見つけられず、ちょっとした高額紙幣も使用不可。

悠遊カードがないと不便。

桃園空港内自販機・・・Line Pay利用可

 

ちなみに私は国内ではLine Payはまったく使ったことがなく、今回の出張のためにわざわざクレジットカードとの紐づけを行いました。

 

弊社では中国のメーカーとの取引きが多く、次回出張に電子マネーをどうするか悩み中です。銀聯クレジットカードを作ってみましたが、現地でクレジットカードを使っている人少なく、ほぼ支付宝と微信支付というスマホ決済が主流らしいです。日本でもダウンロード、登録できるようですが、抵抗感のある人も多いのか、中国出張者むけに決済用のスマホを貸出すサービスもあるようです。銀聯デビットカードは口座からの直接引き落としで、使い勝手が良いとの話を聞きました。そこで国内で発行可能ということで、中国K銀行の東京支店に行きました。受付の女性に発行してもらいたい旨伝えましたが、あからさまに「いやそうな」対応でした。まず口座を中国K銀行にもっていなければいけないということと、審査もあるという話でした。受付の人の対応では、申請しても相当時間と手間がかかると判断した次第です。引き続き調査し実際に中国出張した時にまた報告いたします。

 

TBSL1/LTE-Mをリリースします!

2022年8月3日
byマイク

 

 

マルチセンサーRTUTBSL1」がLTE-Mに対応します。これまではセンサー測定値をLoRaWANにて送信していましたが、国内での導入実績ではそもそもLTE圏内であったりLoRaWANゲートウェイに対してTBSL11台であったりとLoRaWANであるメリットがありませんでした。そこで同じLPWALTE-M版をメーカと共同で開発いたしました。

※ LTE-Mとは、LTEの一部周波数帯域を利用したLPWA無線通信規格の一つです。
※ LoRaとは、免許不要920MHz帯を利用したLPWA無線通信規格の一つです。
※ LPWAはLow Power Wide Areaの略で、省電力で広いエリアをカバーする無線通信技術です。

 

LoRaWANとLTE-Mの通信方式の違いについてのイメージ図です。

 

LoRaWAN方式ではゲートウェイ毎にSIM契約が必要となり、LTE-Mではデバイス毎にSIM契約が必要となります。現場の通信環境、TBSL1の数によって2つの通信方式からお選びください。

また、TBSL1/LTE-Mもソーラーバージョン、AC電源バージョンの両方をご用意しております。

【TBSL1 製品ページはこちら】

 

「うしみる」レンタル受付中!

2022年4月5日
by ノルドマルク

 

冬の長い北海道でもやっと春を迎え、公共牧場などへの入牧時期が迫っています。本日は「購入」ではなくレンタル方式のメリットについて書いてみることにします。

レンタルやリースのメリットというと、まず頭に浮かぶのは、

・一度に多額の購入資金を用意する必要がない

・減価償却など煩雑な事務手続きがいらない

 という点です。しかし我々が全国の牧場とやりとりさせていただいて、見えてきたレンタルならではのメリットがあります。

 

1. 最新のシステムをお貸出しできる

弊社が2019年に「うしみる」開発を始めてから現在まで、今まで3種類の首輪(端末)の開発にたずさわってきました。防水性、頑丈さ、端末の挙動(ファームウェア)について数か月実験して初めてわかることも多いものです。放牧牛管理の難しさは製品を改良したからと言って、牛にすぐ取付けられるものでもないという点です。広大な草地に放たれた数百頭の牛の中から、弊社の都合で任意のタイミングで牛の首輪を交換できるものでもありません。

レンタル方式のメリットは、レンタル時に最新のシステムを受け取ることができるという点です(レンタルですので「新品」ということではありません)。弊社が日々経験した課題により、改良を施した「その時点で最良であろう」システムをお渡しすることができます。過去には酪農家の方からのアドバイスで首輪の素材自体を変えたということもあり、レンタル品はそういったアドバイスも反映した最新のシステムと言えます。

 

2. メンテナンス不良によるトラブルを回避できる

電池式の端末では(上図右)では、経費削減の観点からお客様ご自身電池を交換される場合があります。ネジ締めトルクの問題で浸水が発生したり、逆に締め付けが強すぎてネジ部を破損してしまったケースがありました。弊社ではネジ締め時の注意事項などもご案内していますが、頭数が多い場合には複数名で作業を行うことにより、ネジ締め手順が一律でなくなる可能性もあります。レンタル方式では弊社で電池交換、首輪のメンテナンスを行います。お客様は不安なく、新年度の入牧時期をむかえることができます。レンタル方式は夏季放牧、周年放牧対応ですが電池式は20分毎の送信間隔で、6-7カ月間の動作期間となります。周年放牧においては7カ月目を目途に電池挿入済みの代替首輪をお送りいたします。

 

3.初期設定済み、通信費込

レンタル方式では初期設定済みで、毎月の通信費も含まれたシステムをお貸出しいたします。お客様がゲートウェイ用にSIMカードの契約、支払いを行う必要はありません。ゲートウェイを設置し、首輪を牛に取り付けるとすぐに「うしみる」アプリで牛を監視できる状態でシステムお貸出しをいたします。ゲートウェイの設置場所が充分に首輪と通信ができそうな見通しと距離にあるかどうかという点と、ソーラーパネルでの給電が必要かなどはレンタル申込時に打合せが必要となります。

Wanesy Wave で Beacon情報を取得する

2021年09月09日
by RAMBO

 

Wanesy Wave には、Beacon情報を取得する機能があります。
この機能を使うことで、工場や倉庫の見える化(モノや人にビーコンを装着し、位置情報をリアルタイムで把握)が実現できるのではないでしょうか。

実際にどのようなデータを取得することができるのか説明していきます。

LoRaWANゲートウェイは Kerlink Wirenet iStation(以降iStation)、ネットワークサーバーは Kerlink WANESY MANAGEMENT CENTER(以降WMC) を使っています。
Wanesy Wave と iStation は弊社内に設置、WMC はクラウド上のサービスです。

Wanesy Wave からのデータ

ネットワークサーバー(WMC)から送信されるJSON内にある、payload に値が格納されています。
payloadを変換することで、

  • 新しくスキャンされたBeacon
  • 前回から引き続きスキャンされたBeacon
  • スキャンされなくなったBeacon

の情報を MAJOR+MINOR(若しくはMAC Address), RSSI 値として得られます。

payload は次のようになっています(WMCからBase 64で送信)。

o2FugoMaB/8AAyMBgxoAAWHbAwBhcoIaCABGlRm5mGFjgoMaCAAL8CAAgwEvAA==

Base 64 デコードし、HEX値に変換します。

A3616E82831A07FF00032301831A000161DB03006172821A0800469519B998616382831A08000BF0200083012F00

CBORでデコードします。

{
 "n": [[0x7FF0003, -4,1], [0x161DB, 3,0]], 
"r": [0x8004695, 0xB998],
 "c": [[0x8000BF0, -1,0], [0x1, -16,0]] 
}

得られたJSONには
n: 新しくスキャンされたBeacon([MAJOR+MINOR iBeacon, RSSI, Moving Status])
r: スキャンされなくなったBeacon(MAJOR+MINOR identifier)
c: 前回から引き続きスキャンされたBeacon([MAJOR+MINOR iBeacon, RSSI, Moving Status])
が格納されています。

新しくスキャンされたBeacon情報を見てみます。

[[0x7FF0003, -4,1], [0x161DB, 3,0]]

2つの Beacon の情報が得られました。
1つ目の MAJOR+MINOR 0x07FF0003 はそのまま記載されています。
2つ目以降は配列の1項目目の和を求めることで取得します。
この場合だと、0x7FF0003 + 0x161DB = 0x080061de となります。

 

RSSI値も計算が必要です。

RSSI=JSONRSSI×247

1つ目は、-4 × 2 – 47 = -55 となります。

弊社では、WaveのPayloadを変換できるツールを公開しています(こちら)。
(サイトの利用には認証が必要です。Waveを購入されたお客様へは認証情報をお伝えいたします。)

 

例で使ったPayloadを次のJSON形式に変換し出力します。
データの確認等にご利用ください。

[ 
{ "tag_key": "n", "beacon": "0x07ff0003", "rssi": -55, "move": 1 }, 
{ "tag_key": "n", "beacon": "0x080061de", "rssi": -41, "move": 0 }, 
{ "tag_key": "r", "beacon": "0x08004695" }, 
{ "tag_key": "r", "beacon": "0x0801002d" }, 
{ "tag_key": "c", "beacon": "0x08000bf0", "rssi": -49, "move": 0 }, 
{ "tag_key": "c", "beacon": "0x08000bf1", "rssi": -79, "move": 0 } 
]

 

 


Wanesy Wave詳細はこちら

Wanesy Wave で Wi-Fi 数をカウントする

2021年09月07日
by RAMBO

 

Wanesy Wave には、Wi-Fi の数をカウントする機能があります。
実際にどのようなデータを取得することができるのか説明していきます。

次のような構成を組みました。

LoRaWANゲートウェイは Kerlink Wirenet iStation (以降iStation)、ネットワークサーバーは Kerlink WANESY MANAGEMENT CENTER (以降WMC) を使っています。
Wanesy Wave と iStation は弊社内に設置、WMC はクラウド上のサービスです。
AWS には、WMC と連携し、データを保管できる API を作成しました。
さらに、Metabaseを使ってデータの可視化をしています。

Wanesy Wave からのデータ

ネットワークサーバー(WMC)から送信されるJSON内にある、payload に値が格納されています。
payloadを変換することで、

  • 送信間隔
  • Wi-Fi カウント数
  • RSSI値別カウント数(下記表の範囲別)
  • 前回から新しく取得したMACアドレス数
  • 前回から取得できなくなったMACアドレス数

を得られます。

payload は次のようになっています(WMCからBase 64で送信)。

KwEAABEAAAAAAAAAAAAAAAIABgAGAAAAAgABAAwADgA=

Base 64 デコードし、HEX値に変換します。

2B0100001100000000000000000000000200060006000000020001000C000E00

定められた文字数ごとに区切り、値を得ます。

クリックで拡大

時系列のデータとしてデータベースへ保管していきます。

データ可視化

データベースに保管されたデータから、Metabase で可視化したものが次の図です。
RSSI 範囲ごとに積み上げたグラフになっています。

このように、RSSI 範囲ごとに現在の Wi-Fi 数を得られるので、特定のエリア内に何人の人がいるのかという用途に使えるのではないでしょうか。

 


Wanesy Waveの詳細はこちらから

放牧牛管理システム「うしみる」にソーラー給電機が便利すぎる!

2021年5月19日
やんぴん

 

今年から手軽に始められる月額制も始め、お問い合わせを多数いただいております放牧牛管理システム「うしみる」にソーラー給電機が登場しました。

 

「うしみる」はうしみる首輪を装着した牛からLoRa※でゲートウェイ(中継機)にデータを送信します。そのデータはゲートウェイから4G等のインターネット回線を通して送られ、「うしみる」アプリ画面に表示されます。スマホでも見れます。

※LoRaはLPWA(Low Power Wide Area)という、省電力で広いエリアをカバーするコンセプトの無線通信規格の一つです。

 

放牧地は携帯電波圏外エリアの場合があります。LoRaなので牛さん自体は圏外をウロウロしていても全然問題はないです。

しかしゲートウェイはそうではありません。しかも首輪からより受信しやすいように、できれば高い場所に設置したいです。事務所が高台にありインターネット完備!なんてことはなかなかありません。折角なのでベストな場所に設置したいですよね。

 

そこで登場したのがソーラー給電機です。

これさえあればゲートウェイ設置問題は大体解決します。

「事務所の屋根にゲートウェイを付けても見通しがイマイチ…」

「ここに設置できればいいんだけど、電源がない…」

「電源あって見通しも良さそうだけど、この場所は圏外だ…」

なんて嘆きを解決します。

ゲートウェイにとって最適な「見通しが良く高い場所」は、日当たりが良いことが多いので、電源の心配は無用です。また、山の中腹では携帯圏外でも頂上付近は電波がある!?なんてこともあるのです。

 

ゲートウェイ設置場所に悩んだり、このエリアは一部データが届かなくても仕方がないか、と諦める必要はありません。お値段も手頃だと思います。ご検討してみてはいかがでしょうか。

 

 

→ 放牧牛管理システム「うしみる」詳細ページはこちら

 

屋内用ゲートウェイのセルラー対応モデルをリリースしました!

2021年02月26日
by マイク

 

屋内用ゲートウェイ「Wirnet iFemtoCell-evolution 923」をリリースいたしました。

従来機種の「Wirnet iFemtoCell 923」はバックホールとしてEthernetとWi-Fiに対応していました。新機種の「Wirnet iFemtoCell-evolution 923」はEthernetとセルラー対応となっています。見た目はほぼ同じで、SIMカードのスロットがあります。

ご使用される環境にあわせて「Wirnet iFemtoCell-evolution 923」も是非ご検討ください。

 

製品ページはこちら

LW-360HRの充電クリップを開発中です

2020年11月25日
by マイク

LW-360HRは充電ケーブルの挿入方向を間違えると本体が故障することがありました。本体と充電ケーブルにある矢印マークが合わさった向きでの挿入が正しい充電方法ですが、まれに逆向きに挿入してしまうお客様がいらっしゃいます。

 

逆向き挿入による故障を防止するために充電ケーブルではなく充電クリップを開発しております。近日中にリリース予定です。

仮に逆向きにクリップを装着してしまっても充電端子は接触しませんので故障には至りません。

LW-360HRの充電クリップは近日リリース予定です。リリース後はLW-360HRの標準付属品となります。(充電ケーブルは付属されなくなります)

また、充電ケーブル、充電クリップ単体での販売も可能ですので、ご希望の方はお問い合わせください。

 

TBSL1に接続するセンサーには中継コネクタを付けています

2020年5月22日
by マイク

 

TBSL1に接続するセンサーには中継コネクタを付けています。

基本的にセンサーはTBSL1にSDI-12で接続し使用します。しかし、センサーの校正などで別の機器へ接続する場合はセンサーケーブルを切断することになってしまいます。以下がTBSL1のセンサーポートと専用コネクタです。

 

そこで、中継コネクタをセンサーケーブルの間にかませます。

右に写っている黒色が中継コネクタです。

中継コネクタのロックを外せば簡単にTBSL1とセンサーが取り外せ、そのまま別機器(例としてAQUALABOの校正機器)へ接続できます。

予め別機器にも中継コネクタの受け側を取り付けておく必要があります。もちろん弊社にて出荷時に中継コネクタを取り付けいたします。

 

中継コネクタは6pinまで対応しています。

AQUALABOセンサーケーブルは、
・POWER SUPPLY V+
・SDI-12
・POWER SUPPLY V-
・B “RS-485”
・A “RS-485”
・CABLE SHIELD
の6pinとなっています。全てのpinを中継コネクタに接続しておくことでSDI-12(TBSL1用)、RS-485(校正用)の切り替えが簡単にできます。

ご不明点がありましたらお気軽にお問い合わせください。

 

RTU対応製品一覧はこちらから

TBSL1はソーラーパネル充電と外部給電の2パターンに対応しています

2020年1月7日
マイク

TBSL1はソーラーパネルとリチウムバッテリーにより電源不要の環境で使用することを想定して開発されました。

しかし、お客様への聞き取りを進めていくうちに屋内で使用したいなどの意見もあるとわかり、外部給電で動作するバージョンをご用意いたしました。

 

現場に合わせて「ソーラーパネル充電」か「外部給電」かをお選びいただけます。

※電源回り以外の仕様は全く同一です。

ezFinder BUSINESSがTBSL1(WBGT測定器)に対応しました!

2019年11月28日

by マイク

 

ezFinder BUSINESSTBSL1(WBGT測定器)に対応しました!

今まで熱中症対策としてLW-360HRによる皮膚温度や心拍数などを利用してきましたが、現場のWBGTを合わせて表示、確認することができるようになります。

 

まず、ezFBにトラッカーとしてTBSL1を追加します。

 

次にTBSL1とLW-360HRを紐付けます。

 

リアルタイム画面にてLW-360HRを選択すると、紐付けたTBSL1のWBGT値を確認することができます!

WBGTの高さで色が変わります。17℃ですと白色です。

 

TBSL1自体はリアルタイム画面には表示されませんが、レポートの取得はできます。

またWBGTの遷移をグラフで確認することが可能です。

 

お気軽にお問い合わせください!

Wirnet iStation 923をリリース予定です!

2019年7月8日
by マイク

 

Kerlink 屋外用LoRaWANゲートウェイ「Wirnet iStation 923」が年末にリリースできそうです。

→技適の取得が遅れているため、リリースは2020年2月以降になりそうです。

旧GW「Wirnet Station 923」の後継機で基本的にできることは変わりません。

 

今作からバックホールとしてSIM対応となりました。今まで固定回線がない環境ではLTEルータなどを使っていましたが、もうその必要はありません。直接GWにSIMを指してお使いいただけます。

また、SPN2.0(Master or Slave)にも対応となりました。

SPN2.0を利用するためだけに室内にiFemtocell(Master)を置くケースがありましたが、iStatonがあれば屋外設置だけで済みます。

 

その他、仕様詳細は製品ページをご覧ください!

 

Wirnet iStation 923

センサー接続LoRaユニットを開発中です!

2019年7月2日

マイク

センサー接続LoRaユニットを開発中です!

 

SDI-12、アナログ、パルス入力のセンサーデータをLoRaWANでレポートするユニットとなります。

イメージ図はこちら。

LoRaWAN 1.0.2準拠で現在、技適取得手続きをしております。

周波数やABP/OTAAなどのLoRa設定や、各種センサーとの接続設定はPCにて行います。

USB接続し、コンフィグツールにて簡単に設定変更ができます。

 

また、SDI-12センサーを1つにまとめるハブも一緒に開発しておりますので、1つのLoRaユニットで複数のセンサーデータをレポートすることが可能です。

 

防水設計となっていますが水没などは厳しいです。

仕様詳細はリリースが決まりましたら、ご案内いたします!

LW-360HRの転倒検知

2018年  12月  11日
byマイク

 

LoRaウォッチ「LW-360HR」には転倒検知の機能があります。

例えば熱中症などで倒れたときにレポートを送信します(誤検知防止のため倒れた後に10秒静止が必要です)。

ezFinderBUSINESSでは転倒検知レポート受信時にメールかSMSでアラート送信が可能です。

転倒検知の流れを動画にまとめました!

 

[動画] 熱中症などで倒れた場合の例

 

 


 


LW-360HRの詳細はこちら
https://www.trackers.jp/products_lw-360hr.html

 

 


ezFinderBUSINESSの詳細はこちら
https://www.trackers.jp/products_ezf.html

お待たせしました!LW-360HR間もなく販売開始します

2018年08月17日
by ノルドマルク

 

大変長らくお待たせしました!ウェアラブルLoRaトラッカー LW-360HR が工場から出荷され来週中にも予約受付できる予定です(*検品後予定が変更となることもあります)。

LoRa関連製品でもセンサーなどは多いですが、腕時計のようにファームウェアが複雑な製品はあまり世に出ていません。

本製品はゲートウェイを設置されているエリアでのマラソンなどにも使えますが、最も多いのは作業員の方の体調管理ではないでしょうか。体温や心拍を測定したり、転倒検知・アラート送信なども行うことができます。今年のように猛暑では作業員の方の体調が悪くなることも多いかと思います。工事現場、空港屋外作業員の体調リアルタイム管理に最適です。

また本製品はビーコンにも対応しております。たとえば工場内やトンネルなどの現場、大きな介護施設などで、ビーコンをあらかじめ設置しておけば、作業員、職員がどのあたりにいるのか検知することも可能です。

 


・体温表示画面

 


・歩数など表示画面

 


・転倒検知画面
誤送信しないように確認画面が表示されます。