狩猟免許試験を受けて

記事を書いた人:ゆるハン

狩猟免許試験を受けてきました。

今回は、わな猟免許と第一種銃猟免許を受験しました。

せっかくなので、予備講習から試験当日までの感想をメモとして残しておきます。

これから狩猟免許を受けようとしている人の参考になればと思います。

 

 

まず、試験勉強で使う狩猟読本ですが、これがなかなか難しいです。

個人的には、わざと難しく書いているのではないかと思うくらいでした。

単に文字を読んだだけでは、設問に答えられるほど理解するのが難しい部分があります。

ただ、今はAIがあるのでかなり助かりました。

読んでいて分かりづらい部分をAIに聞くと、なんとなく理解できるレベルまで噛み砕いて説明してくれます。

さらに、その説明が腑に落ちなければ追加で突っ込んで聞けます。

昔なら「読本を読んでもよく分からない」で止まっていた部分も、今はかなり補助してもらえます。

便利な世の中になったものです。

ただし、AIに聞いて分かった気になるだけでは危ないです。

試験に受かるためだけなら問題集中心でもよいかもしれませんが、正しい狩猟知識を身につけたいなら、やはり狩猟読本をきちんと理解する必要があると思います。

 

 

予備講習では、問題集のどの部分が狩猟読本のどの部分に対応しているのかを教えてもらえます。

これは試験対策としてかなり大きいです。

問題集だけを解いていると、間違えた問題を読本のどこで確認すればよいのか分からないことがあります。

予備講習で対応箇所を教えてもらえれば、自分で対応表を作って復習できます。

試験に合格するだけなら、問題集と読本の対応を押さえるだけでもかなり戦えると思います。

一方で、予備講習の価値はそれだけではありません。

第一種銃猟免許では銃の取り扱いがあります。

特に銃の組み立ては、予備講習で実際に触ってみないと感覚が分かりません。

今回の予備講習にはかなり人数がいたようです。

自分の番号が65番だったので、少なくとも65人以上はいたと思います。

人数が多いので待ち時間はありますが、それでも銃の組み立てを実際に練習できるだけで、予備講習を受ける価値はあると思います。

 

 

試験当日は、知識試験、適性検査、目測、鳥獣判別、実技試験という流れでした。

受験する免許の種類や会場によって細かい順番は違うかもしれませんが、今回はかなり長丁場でした。

特に、適性検査から目測の試験まで呼ばれるのにかなり時間がかかりました。

席順に呼ばれるのですが、その席順が受験番号順ではありませんでした。

私は最後から3番目くらいで、3時間ほど待たされました。

待ち時間がかなり長かったので、その間に狩猟鳥獣の姿と名前を覚えることにしました。

 

 

知識試験は、わな猟と第一種銃猟で36問出ました。

そのうち9問くらいは不安が残りました。

特に苦労したのは、弾の大きさと飛距離です。

種類が多く、覚えるのにかなり苦労しました。

もうひとつ難しかったのが、見たことのない鳥獣の特性を問われる問題です。

普段から鳥獣に詳しい人なら感覚的に分かる部分もあるのかもしれませんが、そうでなければ単純暗記に近くなります。

知識試験は、問題集だけを丸暗記するよりも、読本の該当箇所とセットで理解しておいた方がよいと感じました。

 

 

適性検査では、手足や腰がきちんと動くかどうかを確認されました。

個人的に気になっていたのは肩です。

四十肩気味なので、腕を上げる動作があるときついと思っていました。

幸い、腕を大きく上げるような動作はなく助かりました。

視力検査もありました。

裸眼でも0.5以上あったので、こちらは問題ありませんでした。

 

 

今回、かなり難しいと感じたのが目測です。

正直、もし試験に落ちたとしたら目測が原因かもしれないと思うくらい、間違えた可能性があります。

距離感に自信がある人ならそこまで苦労しないのかもしれませんが、自分にとってはかなり厳しかったです。

目測は、机上の勉強だけではなかなか感覚が身につきません。

屋内目標物2問、屋外目標物2問が出題されます。

空間が急に変わるので距離感はかなり狂わされます。

 

 

狩猟鳥獣の判別では、姿を見て名前を答えたり、捕れるか捕れないかを答えたりします。

テンの名前が思い出せず、「獲れません」と答えてしまいました。

見た目を覚えるだけでなく、名前まで反射的に出てくるようにしておかないと、本番で詰まります。

待ち時間に鳥獣の姿と名前を見直していましたが、それでも本番では出てこないものです。

 

 

わな猟の実技試験では、狩猟に使えるわなと使えないわなの判別がありました。

ここは問題ありませんでした。

その後、わなの設置を行います。

私は箱わなを選択しました。

箱わなは比較的分かりやすく、設置も問題なくできました。

わな猟の実技については、予備講習で一度触っておけば、かなり落ち着いて対応できると思います。

 

 

第一種銃猟の実技試験で一番不安だったのは、銃の組み立てです。

予備講習では、中折式上下二連の機関部と銃身をつなげるところがなかなかうまくいきませんでした。

何度やってもハマらない時があり、ここが本番でも難関になると思っていました。

ところが、本番では一発でできました。

おそらく、今までで最速だったと思います。

銃の取り扱いでは、用心金に絶対に指を入れないことを意識しました。

また、「実包なし、銃腔内異物なし」も確実に確認しました。

このあたりは予備講習でかなり意識して練習したので、本番でも落ち着いてできました。

実技試験については、パーフェクトに終わったという手応えがありました。

 

 

狩猟免許試験は、単に暗記すればよい試験ではありませんでした。

もちろん、試験に合格するだけなら、問題集を中心に対策する方法もあると思います。

予備講習で読本との対応箇所を押さえれば、かなり効率よく勉強できます。

ただ、狩猟は命を扱うものです。

安全確認、法令、鳥獣の判別、猟具の扱いなど、曖昧な理解のままでは危ない部分が多いです。

特に第一種銃猟は、銃の取り扱いがあるため、実技の緊張感がまったく違いました。

  • 用心金に指を入れない。
  • 実包の有無を確認する。
  • 銃腔内に異物がないか確認する。
  • 銃口の向きに注意する。

こういった基本動作を、試験だからやるのではなく、実際の安全行動として身につける必要があると感じました。

 

 

これから狩猟免許試験を受ける人には、以下をおすすめしたいです。

  • 予備講習は受けた方がよい
  • 問題集と狩猟読本の対応表を作ると復習しやすい
  • 銃の組み立ては予備講習で触っておく価値がある
  • 弾の大きさと飛距離は早めに覚えた方がよい
  • 鳥獣の姿と名前は反射的に答えられるまで確認した方がよい
  • 目測は意外と難しいので、普段から距離感を意識しておくとよい
  • 当日は待ち時間が長い可能性があるので、復習用の資料を持っていくとよい

 

狩猟免許試験は、落とすための試験というより、必要な知識と安全確認ができているかを見る試験だと思います。

ただし、何もしなくても受かる試験ではありません。

狩猟読本は難しく、鳥獣の判別も簡単ではなく、目測も思ったより厳しいです。

第一種銃猟では、銃の取り扱いに対する緊張感もあります。

それでも、予備講習を受け、問題集と読本を対応させながら勉強し、実技の手順を確認しておけば、十分に挑戦できる試験だと思います。 目測や鳥獣判別で不安な部分はありましたが、後日、無事に合格通知が届きました。

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