LT-501Hを使ったビーコンでの位置管理

2018年4月25日
by マイク

 

ビーコン対応のトラッカーと、ezFinder BUSINESSを使うことで、
GPSが補足できない屋内でも位置管理が可能です。
またGoogleMap上に自前で用意した地図等を埋め込むことができます。

LT-501H  使用例】

(1) ezFinder BUSINESSのメニューから「Custom Maps」を選択します。

 

 

(2) 画像を埋め込みたい範囲を選択し、用意した画像をアップロードします。

 

(3) 次に「ランドマーク」を選択します。

(4) ビーコンIDと表示したい位置情報を設定し、ビーコンを登録します。

(5) あとはトラッカーがビーコン範囲内に入るだけで、アプリ上ではビーコンの位置にトラッカーが移動します。

 


ezFinder BUSINESSページ https://www.trackers.jp/products_ezf.html

LoRa/Beacon/GPSトラッカー
LT-501H/LT-501RHページ   https://www.trackers.jp/products_lt-501.html

 

ezFinderBUSINESSがLT-501のダウンリンクコマンドに対応!

2018年  03月 27日
by マイク

ezFinderBUSINESSはエンドデバイスにダウンリンクコマンドを送り遠隔から端末の設定を変更することができます。

今までLT-100には対応していましたが、本日LT-501H/RHにも対応いたしました!

※Class変更時は併せてネットワークサーバ上の設定も変更する必要があります。

 

  → ezFinderBUSINESSについてはこちら

 

 

・LT-501H LoRa/GPS/Beaconトラッカー
https://www.trackers.jp/products_lt-501.html

・LT-100 LoRa/GPSトラッカー
https://www.trackers.jp/products_lt-100.html

 

LT-501H電池持ち

2018年03月23日
byマイク

 

先日から発売開始しておりますGPSトラッカーLT-501Hについて、電池持ちの検証実験を行いました。

以前からあるLT-100と比べてバッテリー容量が減っているのですが、実際の電池持ちはそこまで変わらない結果となりました。

 

【実験結果】

 

 

 

今後、他の送信間隔でも同様に電池持ちを検証していこうと考えています。

 

 

【製品詳細】

・LT-501H LoRa/GPS/Beaconトラッカー
https://www.trackers.jp/products_lt-501.html

・LT-100 LoRa/GPSトラッカー
https://www.trackers.jp/products_lt-100.html

Mobile World Congress2018見学

2018年3月6日
byバイカー

 

2月26日~3月1日の期間、スペイン バルセロナで開催された世界最大の通信・IT見本市「Mobile World Congress 2018」に行ってきました!

10ヵ所を超える大ホールに所狭しと多くの企業が展示ブースを展開していました。

会場の様子をご覧ください。

    

 

ご覧の通りLoRa関連企業ブースも盛り上がりを見せていました。

 

LT-501RHはどんな用途で使用するか・・・

2018年2月16日
by ノルドマルク

 

LT-501RHはバッテリー別売りのLoRaWAN対応ビーコン/GPSトラッカーです。この大型バッテリーに対応したトラッカーはどのような用途で使われているのでしょうか?

 

 

 

 


 

■ 鳥獣害―――野生動物首輪

群れで行動する動物の調査には野生動物首輪が有効です。Telonics社、Lotek社など野生動物首輪のメーカーとして有名で、国内でもサル用首輪などを製造しているメーカーもあります。

野生動物首輪の問題はいくつかありますが、最大の課題は電池のもちです。動物の大きさにより首輪重量にもおのずと限界があります。通常は顎の部分にバッテリーがあり、GPS・送信部は首輪上部にあるケースが多いです。最低でも1年間、できれば2年間もてば2シーズンに渡り動態調査を行うことができます。LT-501RHは毎時送信で2年7カ月間(メーカー公称値)バッテリーがもつであろうというのがウリのひとつになっています。

 

次の問題が脱落方式です。火薬式、メカニカル式がありますが前者は保管方法に制限があり、日本のように原発がある地域での使用も制限があるようです。後者は高額になりやすいです。またタイマー方式と任意タイミング方式がありますが、タイマー方式で数十万する首輪が正確に脱落(ドロップオフ)しない、というのもよくある話です。任意タイミング方式はテレメトリ式で2つ以上のアンテナを持ち、首輪をつけた動物の反応を追いかけることが必要で、マンパワーがいります。

 

また従来脱落式首輪は非常に高価です。海外のメーカーはほとんどが電池がなくなったら、メーカーに首輪を送りバッテリーを付けなおし、再度設定をしてもらう必要があります。弊社が目指す野生動物首輪は高くとも7万円程度でできるだけたくさんの個体に取り付けられるような首輪開発を目指しています。

動物の群れ管理、罠アラートなども一括して弊社クラウドアプリTRELinkで行えるようになる予定です。

 


 

■カート管理

空港などで数珠繋ぎになっているカートがどこにいったかわからない・・・というのはよく聞く話です。過去に航空会社様などからソリューション提示を求められておりましたが、「電池のもち」が最大の問題でした。LT-501RHは実用に耐えうる初めてのトラッカーと言えます。

フランスでは4000個ほどのLoRaゲートウェイを設置して、某大手スーパーが運送用カートの位置をLoRa方式で管理していると聞いたことがあります。全40,000台のカートの内10,000台を管理しているそうです。

野生動物首輪、カート管理などで実証実験を行いたいお客様はぜひご連絡ください。時期にもよりますが前向きに検討させていただきます。機材弊社持ち込みます。

 

見守り想定実験

2018年02月15日
By マイク

 

GPSトラッカー「LT-100」を使って、子どもの見守りをしたいという声をよく聞きます。学校の屋上または学校周辺の高い建物にGWを設置し、子どもの位置をリアルタイムに把握できます。

実際に運用することを考えた際に気になる点として、LT-100のバッテリーの持ちがあげられます。どれくらいの頻度で充電が必要になるかはとても重要なポイントです。

弊社での実験結果ですが、レポート間隔3分の場合は3日間でバッテリーが切れてしまい、これでは実用的ではありません。ですがLT-100はGセンサーを内蔵しているため、端末の静止→動作を検知することができ、静止中と動作中のレポート送信間隔を別々に設定できます。そこで、実際に子どもに持たせた場合を想定した実験を行いました。

     (クリックで拡大)

 

通常は60分の送信間隔に抑え、通学時(移動時)は3分の送信間隔とすることで、バッテリー持ちを3日→3週間まで延ばすことができました。

見守りシステムの方式や費用感は以下資料を参考ください。

→資料PDFダウンロード

Kerlink iFemtoCell923を使用したLoRaシステムの現状報告

2018年2月8日
by ノルドマルク

 

Kerlink社 Wirnet iFemtoCell 923の社内評価も終わり、販売する製品の入荷を待っております。
お引き合いも大変多いのですが、ネットワークサーバーやアプリケーションに関わるご相談をよくいただきます。弊社アプリケーションezFinder BUSUINESSご利用という観点から見た、Wirnet iFemtoCell 923を使用したLoRaシステム現状について現状報告いたします。


Wirnet iFemtoCell 923

 

それ以外のネットワークサーバーについても、ご要望により徐々に確認をすすめます。

*Wirnet Station 923ゲートウェイご利用の場合は、従来通りSPN方式によるezFinder BUSINESSの利用は問題ありません。

iFemtoCellへのSPNインストール成功

2018年02月07日
マイク

 

Kerilink屋内用ゲートウェイ「iFemtoCell」へのSPNインストールが成功しました。

SPNはSmallPrivateNetworkの略で、外部のネットワークサーバへ接続不要というメリットがあります。また、通常のネットワークサーバのような月額料金はかかりません。SPNライセンス買い切りでご使用いただけます。

(クリックで拡大)

 

ブラウザからSPNにアクセスしたキャプチャですが、屋外用GWのSPNと比べてスタイリッシュかつわかりやすい構成になっていると感じますね。
周波数設定や端末設定など、これからいろいろ検証しようと思います!

 

→「iFemtoCell」詳細はこちら

新製品入荷予定

2018年2月5日
by ノルドマルク

 

予定より遅くなりましたが、2018年2月1日に技適を取得したGlobalSat製品、Kerlink社製品の入荷予定をお知らせします。「販売することのできる」製品の入荷予定です。


Kerlink屋内用 ゲートウェイ Wirnet iFemtoCell  2/16入荷予定

自治体で計画的にゲートウェイを設置しても屋内では信号が減衰し、どうしてもカバーできないエリアが発生します。iFemtoCellは屋外用のゲートウェイの補完に最適です。価格は屋外用ゲートウェイの1/4程度で、なんとSPN方式にも対応しています。通常通りネットワークサーバーを介しての利用も可能です。SPN方式にはSPNライセンスの購入が必要ですが、毎月のネットワークサーバー料は発生しません。もちろん本ゲートウェイを介して、ezFinder BUSINESSにエンドノード情報を表示・管理することができます。

 


 


LD-50H  2/19入荷予定

 

LoRaWANではエンドノードとして動作し、LoRaM.O.S.Tではゲートウェイとして利用することのできるUSBドングルです。エンドノードとして利用する時にはネットワークサーバーを介さず、直接アプリケーションサーバーにデータを送信します。ゲートウェイとして利用する時には、LT-601 をエンドノードとして使用します。その際Passiveモードで、位置情報を入手したい時にコマンドを発行して位置情報を入手します。

 


 


LT-501/LT-601  2/19入荷予定 

ビーコン対応LoRa GPSトラッカーです。バッテリーサイズは当初、小・中・大を予定していましたが、小・大のみになりました。501がLoRaWAN対応で、601はLoRaM.O.S.T対応でLD-50Hと組み合わせて利用します。ezFinder BUSINESSにあらかじめビーコン位置をランドマークとして登録し、501/601と紐づいた時に位置表示を行うことができます。

エンドノードが続々登場しますが、弊社製品は今のところすべてezFinder BUSINESSで表示・管理できます。またezFinder BUSINESS利用の最大のメリットは、アプリからコマンドを発行しリモートで設定変更を行えることです。例えば送信間隔の変更(ex. 3分→1分)、モードの変更(定期モード→モーションモード)、GPSオン/オフなどをリモートで行うことが可能です。またActility、Loriotなど様々なネットワークサーバーに対応しているため、一種類のネットワークに頼らず複数の混在ネットワークサーバー経由でデータの表示・管理を行うことができます。

屋内用GW レポートロスト率検証

2018年02月02日
マイク

 

屋内用GW「Wirnet iFemtoCell」にデバイス「LT-100」を紐づけし、レポートロスト率を検証しました。レポートロスト率はデバイスからレポートを送信した回数とネットワークサーバがレポートを受信した回数からパーセンテージを割り出しています。

今回、ネットワークサーバはLORIOTを使用しています。

屋内用GWは壁掛けにしました。屋外用GWと比べてコンパクトですし、かなり軽量化されているので、移動や設置が驚くほど楽です。


ゲートウェイ大きさ比較

 

取り付け

 

実験の結果は以下になりました。

接続する台数を増やすとCHが混線するためかロスト率が上昇するのがわかりますが、屋外用GWと屋内用GWで大きな差は見られませんでした。

今後も別観点で様々な実験をしていく予定です。

※弊社実験の結果です。ロスト率は環境によって異なります。

※ロスト率は全端末の平均値です。

Kerlink製 屋内用GW

2018年01月31日
byマイク

 

先日、弊社にKerlinkの屋内用GW「Wirnet iFemtoCell」が届きました!

 

 

さっそくLORIOTをインストールし、無事LT-100と通信ができました。

もちろん、ezFinderBUSINESSで表示もできます。

今後はSPNでの通信確認、複数台接続、窓際に置いた距離実験等をしてみたいと思います。

実験結果は随時TOPICとして掲載しますのでお楽しみに!

 

 

→iFemtoCell製品ページはこちら

 

6dBアンテナ実験2

2018年01月29日
マイク

 

前回の実験ではKerlink製の3dBアンテナと6dBアンテナの比較しました。
(→前回の記事)

今回は6dBアンテナでどこまでLoRa通信ができるか確認するため、GPSトラッカー「LT-100」を持って北海道最高峰の旭岳(姿見)まで登ってみました。

結果、弊社と 25km 離れた場所で通信が確認できました!


(クリックで拡大)

 

スマホ版ezFinderBUSINESSにて、その場で通信を確認できます!

 

今回、GWは弊社屋上に取り付けていたため、旭岳までの道中(山の中)は通信ができませんでした。上の写真のような開けた場所に出れば、やっと通信ができました。

 

逆に山の上などにGWが設置できれば、LoRa通信可能範囲を広げることができそうです。

LT-100を持っていれば遭難被害も減るかもしれませんね。

 

KerlinkGWには3dBアンテナが標準付属ですが、6dBアンテナも取り扱っています。

興味がありましたらお気軽にお問い合わせください。

 

LT-100の遠隔設定

2018年01月26日
by マイク

 

LoRaトラッカー「LT-100」の設定変更をする場合、USBケーブルでPCと接続しToolでを使用するのが基本です。

 

しかし、ezFinderBUSINESSを使えば遠隔から設定変更が可能です!

 

ezFinderBUSINESSにてコマンドを送信できます。

LT-100がコマンドを受信するとバイブレーションします。

(LoRa通信状況によってはコマンドがLT-100に届かない場合があります)

 

(クリックで拡大)

 

この遠隔設定コマンドは実際に様々な実証等で活躍しており、お客様からも大変便利な機能だとご好評いただいております。

ご興味ある方はぜひお問い合わせください。

 


 

【LT-100】 詳細はこちら
https://www.trackers.jp/products_lt-100.html

 

【ezFinderBUSINESS】詳細はこちら
https://www.trackers.jp/products_ezf.html

 

マルチ充電ステーション

2018年1月19日
by ノルドマルク

 

LT-100を10台以上お求めのお客様。マルチ充電ステーションがおすすめです。

 

マルチ充電ステーション 22,500円

マルチ充電ステーション用電源ケーブル 1,000円

 

いずれも税別です。

 

 



LT-100詳細はこちら

LS-134H間もなく入荷

2018年1月12日
by ノルドマルク

LoRaWAN熱煙センサーLS-134Hのデモ機検証も終了し、販売できる製品が1月19日頃入荷する予定です。さてこの製品が必要になるのはどのようなシチュエーションでしょうか?介護経験の長い私には思い当たるケースがいくつかあります。ある程度動くことのできる、一人暮らしのお年寄りを想定してみました。

 

1.ガスコンロの魚焼きグリル

介護をしていた頃、年老いた親を置いて出張にでた時など一番の心配は魚焼きグリルでした。現在我が家はIHクッキングヒータを使用していますが、当時はガスコンロを使用しており、親が魚を火にかけたままその場を離れ、油かすなどに引火しないかなど大変不安でした。LS-134Hがその当時あれば、クラウドアプリezFinder BUSINESSでリモートでも監視を行うことができます。万一出火アラートなどがあれば、大家さんや近所の知人などに現場確認してもらう、親に電話をかけるなどできると思います。

 

2.電気ストーブ

脱衣所などの電気ストーブなどに、タオルなどが落ち出荷するなどの火事があります。こういった場合も1.同様ezFinder BUSINESSやスマホでアラート確認、対処が可能となります。

 

3.大規模介護施設の夜間の出火

屋外用のゲートウェイはかなり高額ですので、比較的安価な屋内用ゲートウェイなどを利用するとよいかと思います。

 

 

 

LS-134H  12,650(税別予価)
https://www.trackers.jp/products_ls-134h.html

 

 

まもなくリリースできそうなLoRa関連製品

    2017年12月6日
by ノルドマルク

 

先週弊社が日本向けのLoRaエンドノードを開発してもらっている、台湾のGlobalSat社を訪問してきました。

GlobalSat社は火災報知器、パーキングセンサー、携帯用ゲートウェイなどさまざまなLoRa製品を開発しています。しかし製品によっては開発過程、実験中に予期せぬ事態に遭遇し、リリースが遅れているものあるいは断腸の思いで製品リリース断念を決断するケースもあります。そんな中で「そろそろリリース時期がせまっている」製品についてご案内いたします。

 

1.   LoRa GPSウォッチ

 

とうとう出ますよLoRa腕時計が!大きなマラソン大会で数十人が弊社のLT-100を利用されたケースが国内で数件あります。マラソン大会ではすでに近隣にゲートウェイ(GW)が設置してある場合には、そのGWがコースを全部網羅しているか確認する必要があります。今回あるお客様は一部のコースを既設置GWがカバーしておらず、ご自分でGW持ち込みされました。既存のGWに紐づいているネットワークサーバー(NS)とお客様が用意されたGWが紐づいているNSが異なりましたがアプリケーション上で、コース上どこを通っても表示されるよう開発を行っておられました。弊社ezFinder BUSINESSを利用された場合にもさまざまなNSに対応しているため、異なるNS環境課でも違和感なく表示できるものと思います。デザイン的にはまだスポーツ用の製品しかありませんが、Gセンサーで判断し、ある程度の時間動かなかったときのみアラートをezFinder BUSINESSに送るというようなことも可能です。
お年寄り見守り用途です。

 

2.   USBドングル型ゲートウェイ LD-50H

介護施設などでお年寄りを散歩させモニターするようなケースのためだけに、高価なGWを購入するのは現実的でないかもしれません。パソコンにUSB型GWドングルを差し込み、散歩するお年寄りをモニタリングします。延長ケーブルを使用し自宅の高いところにアンテナを設置できる場合は、お子様(小学生)の通学モニタリングも可能でしょう。またキャンプなどで先生がパソコン内で、キャンプしている生徒のモニタリングを行うことも可能です。本製品はLoRaWAN対応ではありません。専用ツールでアプリケーション表示先などを設定します。NSも利用しないので維持費もかかりません。

 

3.   ビーコン対応トラッカーLT-501

屋外ではGPS、屋内ではビーコンに対応しおおよその位置決めを行います。

 

4.   LT-501R

LT-501のバッテリー大容量版です。野生動物首輪への利用を想定しています。

 

自分はGPS業界20年ですが、少量でも柔軟に細かく様々な要望に対応してくれるメーカー(工場)はあまり多くはありません。だいたいが「じゃあ何万台買ってくれるのと?」という話が先に来ます。さまざまな工場と取り引きをしてきて、たどりついた到着地点が台湾のこの会社でした。弊社ではこの会社と弊社で台湾において、十分に実験検証を終えた製品しかリリースしないようにしています。

LoRaネットワークサーバー Loriot社の東京サーバーが利用可能になりました

2017年7月21日
By ノルドマルク

 

LoRaシステムを構築する際に、どこのネットワークサーバーと契約するかお悩みの方は多いのではないでしょうか?

 

ご存知のようにLoRaWANシステムは、以下のような構成となります。

 

エンドノード(EN)/ゲートウェイ(GW)/ネットワークサーバー(NS)/アプリケーション(APP)

 

弊社ではGlobalSat社のLoRa端末、LoRa対応アプリケーションezFinder BUSINESS、TRELinkなどの接続確認を行うために、Actility、Orbiwiseなど様々なNSを評価する必要があります。

その中の一つLoriot社の東京サーバーが利用可能になりました。

 

(画像クリックで拡大)

 

 

今までシンガポールサーバーを利用していたお客様は、東京サーバーを利用するにはGWのプロファイル変更が必用となります。

0SIM使ってトラッカー”0円”運用!?

2017年3月24日

コンティ

 

GPSトラッカーでも0SIM(ゼロシム)使えたよっ!

 

0SIMとは、毎月500MBまで無料で使えるSIMカードで、

GPSトラッカーで使う分には、

なんと維持費 ”0円” で運用できちゃいます!

※GPSトラッカーの通信量はどれだけ使っても300MBくらい

 

ランニングコストだけで見れば最強です!

が、いろいろと制約もあるのでまとめました。

1.法人契約ができない

2.1人1枚しか契約できない

3.毎月の販売数が限られている

 

というように、

ビジネス用途には向いていないことがわかりますね。

 

個人で、しかも1台での運用に限られますが、

今までランニングコストがネックでトラッカーを諦めてた方・・・

今こそ買い時!

 

と、いうわけで

対応SIMカードのページに追加しました。

ビジネス用途ならやっぱりSORACOM Airですが、

0SIMもなかなか魅力的なのでは?

 

みなさん、良きトラッカーライフを

(・ω・)ノシ

 

GlobalSat LoRaモジュールを採用した製品が続々と・・・

2017年3月17日

                            By Nordmark

 

 

 

LoRa製品が次々とリリースになり、弊社社員は日々実験に明け暮れています。

LoRa AllianceメンバーであるGlobalSat社が、ニュルンベルクで開催されたEmbedded Worldで製品展示を行いました。

こちらでは日本でも認証取得済みのLM-130/LM-230を使用した製品が数多く展示されました。

展示された製品は

・CO/CO2/PM2.5センサー・・・現在弊社で検証中

・駐車車両検出器、パーキングシステム

・LoRaスマート農業システム

・LoRaスマートホームシステム

・電力計

・振動検出センサー

・LEDライトコントロールユニット

・赤外線モーションセンサー

・漏水検知器

などでした。

 

LM-130を採用した製品が次々とリリースされることにより、弊社はお客様の業務によりマッチしたシステムを構築することが可能になります。

 

また弊社の汎用クラウドアプリezFinder BUSINESSではLoRa/GPSトラッカー、3G/GPSトラッカーのみならず、LoRaセンサーのリアルタイム情報表示やレポートも出力します。

 

LoRaシステムにおいては、エンドノード/ゲートウェイ/ネットワークサーバー/アプリケーションをうまく連携させることにより、初めて有効なソリューションとして利用することが可能になります。弊社ではできるだけたくさんのエンドノードをより短い送信間隔で、いかに欠損率を少なくできるか日々実験を繰り返しています。

3G/GPSトラッカーとは

トラッカーとはGPSで取得した位置情報を電話網などで送信し、インターネットで接続したパソコンやタブレットPC、スマートフォンでその位置情報を表示閲覧できる端末です。端末回収後、後処理で軌跡を表示するのではなく、リアルタイムに近い形でトラッカー携帯者の位置情報を表示することができます(通信による遅れなど有)。

リアルタイムに近い形で位置情報を送信閲覧できるだけではなく、地図上にポリゴン、ラインなどを作成し端末がそのポリゴンやライン上に来ると、アラート(警報)を送信することもできます(ジオフェンス機能)。このジオフェンス機能の他に、車両が一定の速度を超えるとアラートを電話網で送信する機能や音声機能があるものもあります。

GPSを利用したトラッカーは通信がGSM方式である欧米でまず普及し始めました。日本の3G方式に合致したモジュールを開発するメーカーも出現し、日本の大手キャリアも主に子供や要介護者、お年寄りの見守り用途で独自製品を開発してきました。近年MVNO(格安SIMカードサプライヤー)の出現により、いわゆる縛りや解約金の少ない柔軟な形でのトラッカー運用が可能となってきました。またこれまで位置情報を閲覧するためのソフトウェアは、業務用であれば多額の開発費が必要でした。しかしブラウザで操作・閲覧するクラウドを利用したWEBアプリの普及により、ソフトウェア使用の敷居も非常に低いものとなりつつあります。

従来トラッカーと言うと子供やお年寄りの見守りのための端末というイメージが強く、携帯電話購入の際に大手キャリアからトラッカーを購入するという形が多かったようです。
しかし格安SIMの普及などにより、トラッカーは業務用途でも急速に活躍の場を広げています。

tr313j_pr10

毎朝ごみを捨てに行くのに、「何時ごろ回収にくるのか」気になる方は多いのではないでしょうか?
朝9時に回収に来たり、正月明けなどは11時頃来るかもしれません。
そんな時に自宅そばのごみがいつ収集されそうかスマホやパソコンで検索できたら、自治体にとっては付加価値のついた住民サービスと言えます。同様のサービスは除雪車などでも提供することができます。 こういったマーケットは「サービス向上系」と呼ぶことができます。

ピザや食材配達などもこのカテゴリに分類されます。
駆け付け・効率系のマーケットとしては給油車などをあげることができます。
冬の北国では急に灯油がないことがわかり、給油会社にあわてて電話することがあります。
こう行った時にトラッカーがあれば、他の給油車の位置情報も把握できるアプリで最も近くにいるドライバーが給油に駆け付けることができます。

またブラジルの一部の州でストーカー被害にあっている被害対策のためにトラッカーを採用しています。警察にストーカー被害を訴えてきた被害者にトラッカーを24時間携帯してもらいます。
そして被害に遭いそうになった時に、被害者にはトラッカーの緊急ボタンを押してもらいます。
地図リンクのついた位置情報は事前に登録してあるスマホもしくはインターネットで警察本部に送信され、被害者の最も近くにいる警官が、被害者の携帯しているであろうトラッカーの場所に急行するというシステムです。これは駆け付け+見守り系の利用法と言えます。

37

 

リゾート運営会社でもトラッカーは画期的な役割を果たすことができます(安否系)。

たとえばスキー場などでは行方不明者の捜索が頻繁に行われます。事前にビーコンを携行するスキーヤー、登山者も多いですが、電波到達距離に限界があります。
リゾート運営会社が有料でお客様にトラッカーを貸出しすれば、3G圏内である限り、そのリゾート会社は事務所のパソコン内でトラッカー携帯者の位置情報を確認することができます。
また携帯者が緊急ボタンを押せば、音声機能付トラッカーであれば即座に携帯者に電話をかけ安否の確認を行うことができます。リゾート運営会社としてはお客様に安心感を提供することができます。

case02_tozan_01

営業マンにとってはありがたくないのが、会社としてトラッカーの携帯を義務付けされることです。
しかし経営者にとって、営業マンの営業効率を上げるためにトラッカーは最高のツールであると言えます。
まず営業マンはあまりのんびりした営業スケジュールを組むことができなくなってしまします。また優秀な営業マンの行動パターンを見える化して、会社のリソースとすることにも役立ちます。弊社自身も営業担当にトラッカーを持たせることにより、営業効率が30%ほどアップしたと実感しています。

トラッカーはさまざまな分野での利用が期待されています。ここで最も重要なのは今までのトラッカーシステムと異なり、はるかに少ない投資でトラッキングシステムの構築が可能になったということです。ひとつには通信規制の緩和により、通信費が安くなってきたという事実もあります。しかしそれ以上にクラウドソフトウェアが身近になり、ソフトウェアへの投資額がはるかに少なくとも、トラッキングシステム利用することが可能になったということが言えます。弊社の感覚では2010年当時と比較し、トラッキングシステムは1/5-1/10程度の投資で業務用トラッキングシステムの構築が可能と考えています。


 

業務用3G/GPSトラッカーサイトはこちら

https://www.trackers.jp/

 

▼画像は「TR-313J」
case01_business_03