LoRaネットワークサーバー Loriot社の東京サーバーが利用可能になりました

2017年7月21日
By ノルドマルク

 

LoRaシステムを構築する際に、どこのネットワークサーバーと契約するかお悩みの方は多いのではないでしょうか?

 

ご存知のようにLoRaWANシステムは、以下のような構成となります。

 

エンドノード(EN)/ゲートウェイ(GW)/ネットワークサーバー(NS)/アプリケーション(APP)

 

弊社ではGlobalSat社のLoRa端末、LoRa対応アプリケーションezFinder BUSINESS、TRELinkなどの接続確認を行うために、Actility、Orbiwiseなど様々なNSを評価する必要があります。

その中の一つLoriot社の東京サーバーが利用可能になりました。

 

(画像クリックで拡大)

 

 

今までシンガポールサーバーを利用していたお客様は、東京サーバーを利用するにはGWのプロファイル変更が必用となります。

ゲートウェイを移設しました

2017年6月21日

バイカー

 

北海道も連日20℃を超える初夏を迎えました。

キャンプ好きな私はどこにキャンプに行こうかウズウズしています!笑

 

さて先日、弊社屋上に設置しているゲートウェイの移設作業を行いました。

こちらが移設作業前の写真です。

 

屋上に上るハシゴに簡易的に設置していました。地上7mくらいでしょうか。

そしてこちらが移設作業後の写真です。

 

 

 

移設前に比べ約1m程高い場所にアンテナを設置できました。(地上約8m)

見てお分かりの通り、プロにお願いせず社員2名で行いました。今流行りのDIY(?)ですね!笑

 

そんな手作り感満載なゲートウェイ移設作業を行った後、LT-100を使った通信距離実験をしてみました。

以前はゲートウェイから約7km地点までしか通信出来ませんでしたが、なんと約13kmも離れた地点から通信出来ました!

 

ゲートウェイのアンテナを約1m程高く設置した事で地形の影響を受けにくくなり、より遠距離で通信が出来たと思われます。

 

ご自分でゲートウェイ設置作業をされる方は転倒・転落に十分注意し作業してくださいね。

 

(この実験結果はあくまでも弊社環境で行ったものであり、参考として頂きますようお願いいたします。)

 

IoT/M2M展 春 2017

2017年5月23日
ZUNDA

5月10日から12日にかけて東京ビッグサイトで開催されたIoT/M2M展に出展いたしました。

期間中は多くのお客様に弊社ブースにお立ち寄りいただき誠にありがとうございました。

GISupplyブースでは主にLoRa関連製品と3Gカメラを中心に展示いたしました。

いずれも“リアルタイム位置情報管理システムezFinder BUSINESS”や“鳥獣害対策システムTRELink”などのアプリケーションに接続可能な点が大きな特徴です。

ezFinder BUSINESS

TRELink 

昨年までと比較してLoRaに興味を持ってくださるお客様が非常に増えた印象です。会場全体を見渡してみてもLPWA(Low Power Wide Area)、LoRaというキーワードを随所で目にしました。日本国内での注目度が急速に高まってきているようです。

弊社でもGPS/LoRaトラッカーとして既に実績のあるLT-100の他に、LS-11Xシリーズ(CO2、CO、PM2.5センサー)やモジュール評価ボードLM-130EVBも展示しました。これらは全てezFInder BUSINESS上にリアルタイムでレポートを表示可能で、一括管理していただけます。

 

また、今後リリース予定の新製品もご覧いただきました。

LT-501は、BLEビーコンも搭載したLoRa/GPSトラッカーです。ビーコンとの併用で、さらなる電池消費量の削減が期待できます。使用する電池の容量も、用途に応じて3段階からお選びいただける予定です。

LS-134Hは、熱・煙センサーです。火災発生の知らせをLoRaで受け取ることができます。

写真奥の黒い筐体は、パーキングセンサーです。埋込式で内部のマグネットセンサーが車両の有無を判別し、LoRaでレポートを送信します。大掛かりな設備構築が必要なく、駐車スペース管理システムを導入可能です。

今回のIoT/M2M展では、他社様のブースにおいても弊社LoRa製品を展示していただきました。

 

SORACOM様のブースです。

LT-100はソラコム様がご提供されているLoRaネットワークサービスへの接続も検証済です。今回はLT-100と同じモジュールLM-130を搭載するLS-11Xシリーズも展示していただきました。

初日は、この場所に弊社のLoRa製品カタログも置かれていたのですが、ご興味を持ってくださったお客様が大勢いらした様子で、2日目の昼過ぎには100部全てなくなったようです。

多数のご関心をいただきありがとうございました。

 

NTT docomo様のブースです。こちらでもGPSトラッカーとしてLT-100を展示していただきました。

LoRa実証実験やLoRaネットワークを利用したサービスの提案など、今年に入ってからは特に話題に事欠かないLoRa界隈ですが、一方で、日本国内で使用可能なLoRaデバイスはまだまだ限られるのが実情です。

GISupplyは、今後も様々な“モノ”に対応したLoRa製品を順次リリースしていく予定です。

GlobalSat LoRaモジュールを採用した製品が続々と・・・

2017年3月17日

                            By Nordmark

 

 

 

LoRa製品が次々とリリースになり、弊社社員は日々実験に明け暮れています。

LoRa AllianceメンバーであるGlobalSat社が、ニュルンベルクで開催されたEmbedded Worldで製品展示を行いました。

こちらでは日本でも認証取得済みのLM-130/LM-230を使用した製品が数多く展示されました。

展示された製品は

・CO/CO2/PM2.5センサー・・・現在弊社で検証中

・駐車車両検出器、パーキングシステム

・LoRaスマート農業システム

・LoRaスマートホームシステム

・電力計

・振動検出センサー

・LEDライトコントロールユニット

・赤外線モーションセンサー

・漏水検知器

などでした。

 

LM-130を採用した製品が次々とリリースされることにより、弊社はお客様の業務によりマッチしたシステムを構築することが可能になります。

 

また弊社の汎用クラウドアプリezFinder BUSINESSではLoRa/GPSトラッカー、3G/GPSトラッカーのみならず、LoRaセンサーのリアルタイム情報表示やレポートも出力します。

 

LoRaシステムにおいては、エンドノード/ゲートウェイ/ネットワークサーバー/アプリケーションをうまく連携させることにより、初めて有効なソリューションとして利用することが可能になります。弊社ではできるだけたくさんのエンドノードをより短い送信間隔で、いかに欠損率を少なくできるか日々実験を繰り返しています。