2017年8月1日
by ノルドマルク
LoRaというと端末(エンドノード:EN)/ゲートウェイ(GW)/ネットワークサーバー(NS)/アプリケーション(APP)から構成され、設定が複雑だと感じる方も多いのではないでしょうか?確かにNSとENの設定調整、APPでのNSからのデータ受け口用意など気にしなければならないことは多いといえます。またNS利用にはGWとENごとに毎月コストが発生します。
GW製造のKerlink社ではSPN(Small Private Network)というシステムを日本でもリリースし始めました。このシステムの特長は
・EN/GW/APPという構造
・1GWに何台でもENを紐づけられる(送信間隔により紐づけできるEN数にも限界あり)
・最初に€250払って使用開始、月額維持費不要(弊社に設定依頼する場合には別途設定料が必用)
・GW1とGW2を紐づけることはできない。それぞれ独自のネットワーク


ezFinder BUSINESSはすでにKerlink SPN対応済みです。

さてどんなマーケットに向いているでしょうか?私が考えるSPN向けマーケットは以下の通りです。
・比較的児童数の少ない小学校の入退管理
学校にGWを設置し、自動の入退室を管理。
ezFinder BUSINESSを利用して母親のスマホへメール送信なども可能
・広い敷地でのレンタカーやオークションカーの管理
低頻度で位置情報を送信し、敷地内にある多くの車を管理するには最適
その他:工事現場の車両・モノの管理、自動車製造業における屋外にある仕掛品の管理