2018年01月31日
byマイク
先日、弊社にKerlinkの屋内用GW「Wirnet iFemtoCell」が届きました!
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さっそくLORIOTをインストールし、無事LT-100と通信ができました。
もちろん、ezFinderBUSINESSで表示もできます。
今後はSPNでの通信確認、複数台接続、窓際に置いた距離実験等をしてみたいと思います。
実験結果は随時TOPICとして掲載しますのでお楽しみに!
LPWA製品情報や技術情報などを公開しています
2018年01月31日
byマイク
先日、弊社にKerlinkの屋内用GW「Wirnet iFemtoCell」が届きました!
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さっそくLORIOTをインストールし、無事LT-100と通信ができました。
もちろん、ezFinderBUSINESSで表示もできます。
今後はSPNでの通信確認、複数台接続、窓際に置いた距離実験等をしてみたいと思います。
実験結果は随時TOPICとして掲載しますのでお楽しみに!
2018年01月29日
マイク
前回の実験ではKerlink製の3dBアンテナと6dBアンテナの比較しました。
(→前回の記事)
今回は6dBアンテナでどこまでLoRa通信ができるか確認するため、GPSトラッカー「LT-100」を持って北海道最高峰の旭岳(姿見)まで登ってみました。
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結果、弊社と 25km 離れた場所で通信が確認できました!
スマホ版ezFinderBUSINESSにて、その場で通信を確認できます!
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今回、GWは弊社屋上に取り付けていたため、旭岳までの道中(山の中)は通信ができませんでした。上の写真のような開けた場所に出れば、やっと通信ができました。
逆に山の上などにGWが設置できれば、LoRa通信可能範囲を広げることができそうです。
LT-100を持っていれば遭難被害も減るかもしれませんね。
KerlinkGWには3dBアンテナが標準付属ですが、6dBアンテナも取り扱っています。
興味がありましたらお気軽にお問い合わせください。
2018年01月26日
by マイク
LoRaトラッカー「LT-100」の設定変更をする場合、USBケーブルでPCと接続しToolでを使用するのが基本です。
しかし、ezFinderBUSINESSを使えば遠隔から設定変更が可能です!
ezFinderBUSINESSにてコマンドを送信できます。
LT-100がコマンドを受信するとバイブレーションします。
(LoRa通信状況によってはコマンドがLT-100に届かない場合があります)
(クリックで拡大)
この遠隔設定コマンドは実際に様々な実証等で活躍しており、お客様からも大変便利な機能だとご好評いただいております。
ご興味ある方はぜひお問い合わせください。
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【LT-100】 詳細はこちら
https://www.trackers.jp/products_lt-100.html
【ezFinderBUSINESS】詳細はこちら
https://www.trackers.jp/products_ezf.html
2018年1月12日
by ノルドマルク
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LoRaWAN熱煙センサーLS-134Hのデモ機検証も終了し、販売できる製品が1月19日頃入荷する予定です。さてこの製品が必要になるのはどのようなシチュエーションでしょうか?介護経験の長い私には思い当たるケースがいくつかあります。ある程度動くことのできる、一人暮らしのお年寄りを想定してみました。
1.ガスコンロの魚焼きグリル
介護をしていた頃、年老いた親を置いて出張にでた時など一番の心配は魚焼きグリルでした。現在我が家はIHクッキングヒータを使用していますが、当時はガスコンロを使用しており、親が魚を火にかけたままその場を離れ、油かすなどに引火しないかなど大変不安でした。LS-134Hがその当時あれば、クラウドアプリezFinder BUSINESSでリモートでも監視を行うことができます。万一出火アラートなどがあれば、大家さんや近所の知人などに現場確認してもらう、親に電話をかけるなどできると思います。
2.電気ストーブ
脱衣所などの電気ストーブなどに、タオルなどが落ち出荷するなどの火事があります。こういった場合も1.同様ezFinder BUSINESSやスマホでアラート確認、対処が可能となります。
3.大規模介護施設の夜間の出火
屋外用のゲートウェイはかなり高額ですので、比較的安価な屋内用ゲートウェイなどを利用するとよいかと思います。
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LS-134H 12,650円(税別予価)
https://www.trackers.jp/products_ls-134h.html
2017年12月6日
by ノルドマルク
先週弊社が日本向けのLoRaエンドノードを開発してもらっている、台湾のGlobalSat社を訪問してきました。
GlobalSat社は火災報知器、パーキングセンサー、携帯用ゲートウェイなどさまざまなLoRa製品を開発しています。しかし製品によっては開発過程、実験中に予期せぬ事態に遭遇し、リリースが遅れているものあるいは断腸の思いで製品リリース断念を決断するケースもあります。そんな中で「そろそろリリース時期がせまっている」製品についてご案内いたします。
1. LoRa GPSウォッチ
とうとう出ますよLoRa腕時計が!大きなマラソン大会で数十人が弊社のLT-100を利用されたケースが国内で数件あります。マラソン大会ではすでに近隣にゲートウェイ(GW)が設置してある場合には、そのGWがコースを全部網羅しているか確認する必要があります。今回あるお客様は一部のコースを既設置GWがカバーしておらず、ご自分でGW持ち込みされました。既存のGWに紐づいているネットワークサーバー(NS)とお客様が用意されたGWが紐づいているNSが異なりましたがアプリケーション上で、コース上どこを通っても表示されるよう開発を行っておられました。弊社ezFinder BUSINESSを利用された場合にもさまざまなNSに対応しているため、異なるNS環境課でも違和感なく表示できるものと思います。デザイン的にはまだスポーツ用の製品しかありませんが、Gセンサーで判断し、ある程度の時間動かなかったときのみアラートをezFinder BUSINESSに送るというようなことも可能です。
お年寄り見守り用途です。
2. USBドングル型ゲートウェイ LD-50H
介護施設などでお年寄りを散歩させモニターするようなケースのためだけに、高価なGWを購入するのは現実的でないかもしれません。パソコンにUSB型GWドングルを差し込み、散歩するお年寄りをモニタリングします。延長ケーブルを使用し自宅の高いところにアンテナを設置できる場合は、お子様(小学生)の通学モニタリングも可能でしょう。またキャンプなどで先生がパソコン内で、キャンプしている生徒のモニタリングを行うことも可能です。本製品はLoRaWAN対応ではありません。専用ツールでアプリケーション表示先などを設定します。NSも利用しないので維持費もかかりません。
3. ビーコン対応トラッカーLT-501
屋外ではGPS、屋内ではビーコンに対応しおおよその位置決めを行います。
4. LT-501R
LT-501のバッテリー大容量版です。野生動物首輪への利用を想定しています。
自分はGPS業界20年ですが、少量でも柔軟に細かく様々な要望に対応してくれるメーカー(工場)はあまり多くはありません。だいたいが「じゃあ何万台買ってくれるのと?」という話が先に来ます。さまざまな工場と取り引きをしてきて、たどりついた到着地点が台湾のこの会社でした。弊社ではこの会社と弊社で台湾において、十分に実験検証を終えた製品しかリリースしないようにしています。
2017年11月8日
by かんちゃん
展示会会場からお届けします。現在、第3回IoT/M2M展 秋(2017)に出展中です!
当社のブースは幕張メッセ7ホール21-27となっています。
メインストリート沿いでの出展となっておりますので分かりやすいはずです!
当社ブースではLoRa鳥獣被害アラートシステム等をご案内いたしております。
実際にどのような形でシステムが稼働しているかをご覧頂くことも出来ます。
もちろん、LoRaシステムは鳥獣被害対策以外でも使用することが可能ですので、お悩み事がございましたらブーススタッフにお問合せ下さい。
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また、今回、西菱電機株式会社様との共同出展により、LoRa農業センサーの展示も行っております。
IoT/M2M展秋2017は11/8(水)~11/10(金)の3日間、10:00~18:00まで開催しております。(最終日は17:00まで)ご都合のよろしい方は、ぜひブースまでお越し下さい。
2017年11月6日
by ノルドマルク
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幕張メッセで開催されるIoT/M2M展が近づいてきました。
弊社のブース番号は21-27で、LoRa担当の中西、鳥獣被害システムTRELink担当の菅野が会場でお待ちいたしております。
さて西菱電機株式会社様がGlobalSat社のLoRaモジュールを採用した「LoRaセンサーノード」を開発されました。本センサーノードには温度/湿度/照度/気圧/CO2/土壌温度/土壌水分の各センサーが接続できます。弊社ブースでは各センサーのネットワークへの接続の様子もお見せできる予定です。西菱電機株式会社様からも弊社ブースに担当を派遣いただき、お立ち寄りいただいた方により詳しい説明をしていただく予定です。
弊社ではLoRa/GPSトラッカーや、CO2/CO/PM2.5センサーなどすでに販売させていただいておりますが、最近農業向けのさまざまなセンサーにつながるLoRaセンサーノードのお問合せが増えてきました。お問合せの中でも「実証実験用ではなく現場で使えるLoRaセンサーノード」というご指定をいただくケースが増えてきました。ぜひ弊社ブースにお越しいただき、西菱電機様開発のLoRaセンサーノードをご覧ください。
「農業センサーPOCキット」
●特長
・農業用センサー(プロトタイプ)をLPWA通信(LoRa®)で提供します。
・農業用センサー(プロトタイプ)は、温度・湿度・照度・CO2・気圧・土壌温度・土壌水分を計測します。
・農業用センサー(プロトタイプ)は、IP24相当になります。
・電源は汎用のモバイルバッテリーを使用することで簡単に交換できます。
・LoRaWANを介して西菱電機のIoTダッシュボードで計測データを可視化(モニタリング)できます。
・IoTダッシュボードはユーザーが任意のグラフ等を表示できます。
●仕様
| 本体寸法 | 100㎜(W)×150㎜(D)×85㎜(H) |
| 動作温度範囲 | 0~50℃ |
| センサー | 温度・湿度・照度・CO2・気圧・土壌温度・土壌水分 |
| 防水・防塵 | IP24 |
| 無線通信方式 | LoRaWAN™ (LM-130EVB使用) |
| 電源インターフェース | 基盤側 : micro USB TypeB モバイルバッテリー側 : USB TypeA |
| 連続稼働時間 | 10分毎の送信で約40日間 (モバイルバッテリー 10,000mAh使用の場合) |
2017年10月31日
マイク
Kerlink社製ゲートウェイ用の6dBiアンテナを入手しました。
弊社で取り扱っている「Kerlinkゲートウェイ LoRa IoT Station 923」に取り付け使用可能です。もちろん、工事設計認証取得済のアンテナです。
アンテナを弊社の屋上に取り付け、LT-100を持って弊社周辺を車で移動しました。
最長通信距離は6dBiアンテナで16.6km、3dBiアンテナで12.9kmでした。
ただし、通信距離は天候や地形などの環境によって変化する点に注意です。
予想通り6dBiアンテナの方が、通信距離が伸びました。
レポート結果をQGISで簡単にまとめました。
またRSSI値も6dBiアンテナの方が低くなる傾向にありました。
Uplinkに関しては3dBiアンテナよりも安定した通信ができていると考えられます。
今後は、Downlinkの評価や最長距離の調査を行おうと思います。
次回の結果報告をお楽しみに!
2017年10月20日
by ノルドマルク
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2017年11月8日(水)より開催されるIoT/M2M展(ホール7、ブース番号21-27)に弊社は出展します。
弊社では本年LoRaWANによる鳥獣被害実証実験を長野県大町市、北海道遠軽町丸瀬布地区で行ってまいりました。丸瀬布地区ではヒグマの捕獲に成功し、鳥獣被害対策にLoRaシステムが有効であることが再確認できました。鳥獣被害対策を行う地区ではLTE/3G電波の弱い地域も多いです。LoRaシステムにおいては3Gシステムと異なり、ゲートウェイを設置しなければなりません。しかしゲートウェイがLTE/3G圏内でありさえすれば、そこから2-7kmを半径とする地域に渡って捕獲地区を「拡大」することができます。
弊社では年内に九州地区、東海地区でアライグマなどの鳥獣被害実証実験を行います。今回の展示会では鳥獣被害対策を題材として、エンドノード/ゲートウェイ/ネットワークサーバー/クラウドアプリといったLoRaを構成する各セクターの詳細説明を行います。
現在ActilityやLoriotなどさまざまなネットワークサーバーが利用可能です。クラウドアプリ開発では、これらの決して少なくない数のネットワークサーバーに対する「受け口」を開発しなければなりません。今回の展示会ではさまざまネットワークサーバーに対応した汎用アプリ、ezFinder BUSINESSも展示説明いたします。
またLoRaハードウェアでは風速計や温度計、土壌センサーといったさまざまなセンサーへの接続を想定したLoRaセンサーノードを展示します。
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ビーコン対応で室内測位も想定したLT-501という製品も展示予定です。
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またバッテリー容量が大きいLT-601も展示いたします。
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2017年7月26日
by ノルドマルク
LoRa対応クラウドアプリ ezFinder BUSINESS は以下のようなさまざまなネットワークサーバーに対応しております。
「 Loriot 」「 Soracom 」「 Orbiwise 」 などに対応しています。これからも対応ネットワークサーバーを増やしていく予定です。
またezFinder BUSINESS内で以下のようなコマンドを発行できます。
これらをリモートで行うことが可能です。
2017年7月21日
By ノルドマルク
LoRaシステムを構築する際に、どこのネットワークサーバーと契約するかお悩みの方は多いのではないでしょうか?
ご存知のようにLoRaWANシステムは、以下のような構成となります。
エンドノード(EN)/ゲートウェイ(GW)/ネットワークサーバー(NS)/アプリケーション(APP)
弊社ではGlobalSat社のLoRa端末、LoRa対応アプリケーションezFinder BUSINESS、TRELinkなどの接続確認を行うために、Actility、Orbiwiseなど様々なNSを評価する必要があります。
その中の一つLoriot社の東京サーバーが利用可能になりました。
今までシンガポールサーバーを利用していたお客様は、東京サーバーを利用するにはGWのプロファイル変更が必用となります。
2017年7月4日
by ノルドマルク
今年4月に我が家の子供も保育園から小学校に上がり、歩いて通学することとなりました。保育園では基本的に親が送迎で、小学校では初めて近所の同じ小学校に通う子供たちと落ち合って通学することになりました。1年生になったばかりの頃は、できれば親がその合流ポイントまで送迎することが学校から推奨されています。
そこで帰りにいかに子供を待たせないで、合流ポイントに行くかということに親は頭を悩ませます。学校から時間割が配布されていますが、帰りにその合流ポイントにたどり着く時刻にはやはり誤差があります。そこで我が家では以下のようなトラッカーをランドセルに付け、500MBまで無料の0SIMで、正確に子供がやってくる時刻に合流ポイントに向かいます!
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クラウドアプリezFinder BUSINESSで見ると以下のような感じで、履歴も表示されます。スマホ対応画面もあります。
(クリックで拡大)
3G/LTEトラッカーの製造依頼を受ける場合お客様からまず、「子供の親しみやすいデザインで」などというご要望を受けますが、本当にそうでしょうか?子を持つ親としては以下のような点に気を付けトラッカーを選択し、取り付けています。
・できるだけ他の子供の興味を引かないデザイン
・できるだけ目立たないところに取り付け、十分なGPS信号受信ができること
・紛失しないよう紐と取付ケースで、簡単にランドセルから取り外せないようにする
・振り回したりしないよう紐は充電時に不便でない程度の最短の紐長にする
我が家では以下の写真のように取付け、今まで他の子供にいたずらされたり、紛失したことがありません。
3Gトラッカーで子供の見守りを行う場合の私の設定は以下の通りです。
・モーションモード利用(止まっている時には位置情報送信しない)
・移動時送信間隔1分
この方法で運用していますが、3カ月利用しての感想は「大満足」の一言につきます。理由は・・・
・私が国内・海外どこに出張していても子供の位置情報・軌跡を確認できる
・PCでもスマホでも確認できる
・何度でも位置情報検索できる
・実質使用料は0円で運用している
・地図上の合流ポイントの300m手前(通学ルート上)に線を引き、そこに到達した自分のスマホにメールを送るというような使い方も可能
皆さんもトラッカー見守りはじめて見ませんか?手放せなくなりますよ!
TR-313J 詳細はこちら
2017年6月21日
バイカー
北海道も連日20℃を超える初夏を迎えました。
キャンプ好きな私はどこにキャンプに行こうかウズウズしています!笑
さて先日、弊社屋上に設置しているゲートウェイの移設作業を行いました。
こちらが移設作業前の写真です。
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屋上に上るハシゴに簡易的に設置していました。地上7mくらいでしょうか。
そしてこちらが移設作業後の写真です。
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移設前に比べ約1m程高い場所にアンテナを設置できました。(地上約8m)
見てお分かりの通り、プロにお願いせず社員2名で行いました。今流行りのDIY(?)ですね!笑
そんな手作り感満載なゲートウェイ移設作業を行った後、LT-100を使った通信距離実験をしてみました。
以前はゲートウェイから約7km地点までしか通信出来ませんでしたが、なんと約13kmも離れた地点から通信出来ました!
ゲートウェイのアンテナを約1m程高く設置した事で地形の影響を受けにくくなり、より遠距離で通信が出来たと思われます。
ご自分でゲートウェイ設置作業をされる方は転倒・転落に十分注意し作業してくださいね。
(この実験結果はあくまでも弊社環境で行ったものであり、参考として頂きますようお願いいたします。)
2017年5月23日
ZUNDA
5月10日から12日にかけて東京ビッグサイトで開催されたIoT/M2M展に出展いたしました。
期間中は多くのお客様に弊社ブースにお立ち寄りいただき誠にありがとうございました。


GISupplyブースでは主にLoRa関連製品と3Gカメラを中心に展示いたしました。
いずれも“リアルタイム位置情報管理システムezFinder BUSINESS”や“鳥獣害対策システムTRELink”などのアプリケーションに接続可能な点が大きな特徴です。

昨年までと比較してLoRaに興味を持ってくださるお客様が非常に増えた印象です。会場全体を見渡してみてもLPWA(Low Power Wide Area)、LoRaというキーワードを随所で目にしました。日本国内での注目度が急速に高まってきているようです。
弊社でもGPS/LoRaトラッカーとして既に実績のあるLT-100の他に、LS-11Xシリーズ(CO2、CO、PM2.5センサー)やモジュール評価ボードLM-130EVBも展示しました。これらは全てezFInder BUSINESS上にリアルタイムでレポートを表示可能で、一括管理していただけます。
また、今後リリース予定の新製品もご覧いただきました。

LT-501は、BLEビーコンも搭載したLoRa/GPSトラッカーです。ビーコンとの併用で、さらなる電池消費量の削減が期待できます。使用する電池の容量も、用途に応じて3段階からお選びいただける予定です。
LS-134Hは、熱・煙センサーです。火災発生の知らせをLoRaで受け取ることができます。
写真奥の黒い筐体は、パーキングセンサーです。埋込式で内部のマグネットセンサーが車両の有無を判別し、LoRaでレポートを送信します。大掛かりな設備構築が必要なく、駐車スペース管理システムを導入可能です。
今回のIoT/M2M展では、他社様のブースにおいても弊社LoRa製品を展示していただきました。
SORACOM様のブースです。

LT-100はソラコム様がご提供されているLoRaネットワークサービスへの接続も検証済です。今回はLT-100と同じモジュールLM-130を搭載するLS-11Xシリーズも展示していただきました。
初日は、この場所に弊社のLoRa製品カタログも置かれていたのですが、ご興味を持ってくださったお客様が大勢いらした様子で、2日目の昼過ぎには100部全てなくなったようです。
多数のご関心をいただきありがとうございました。
NTT docomo様のブースです。こちらでもGPSトラッカーとしてLT-100を展示していただきました。

LoRa実証実験やLoRaネットワークを利用したサービスの提案など、今年に入ってからは特に話題に事欠かないLoRa界隈ですが、一方で、日本国内で使用可能なLoRaデバイスはまだまだ限られるのが実情です。
GISupplyは、今後も様々な“モノ”に対応したLoRa製品を順次リリースしていく予定です。
2017年3月24日
コンティ
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GPSトラッカーでも0SIM(ゼロシム)使えたよっ!
0SIMとは、毎月500MBまで無料で使えるSIMカードで、
GPSトラッカーで使う分には、
なんと維持費 ”0円” で運用できちゃいます!
※GPSトラッカーの通信量はどれだけ使っても300MBくらい
ランニングコストだけで見れば最強です!
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が、いろいろと制約もあるのでまとめました。
1.法人契約ができない
2.1人1枚しか契約できない
3.毎月の販売数が限られている
というように、
ビジネス用途には向いていないことがわかりますね。
個人で、しかも1台での運用に限られますが、
今までランニングコストがネックでトラッカーを諦めてた方・・・
今こそ買い時!
と、いうわけで
対応SIMカードのページに追加しました。
ビジネス用途ならやっぱりSORACOM Airですが、
0SIMもなかなか魅力的なのでは?
みなさん、良きトラッカーライフを
(・ω・)ノシ
2017年3月17日
By Nordmark
LoRa製品が次々とリリースになり、弊社社員は日々実験に明け暮れています。
LoRa AllianceメンバーであるGlobalSat社が、ニュルンベルクで開催されたEmbedded Worldで製品展示を行いました。
こちらでは日本でも認証取得済みのLM-130/LM-230を使用した製品が数多く展示されました。
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展示された製品は
・CO/CO2/PM2.5センサー・・・現在弊社で検証中
・駐車車両検出器、パーキングシステム
・LoRaスマート農業システム
・LoRaスマートホームシステム
・電力計
・振動検出センサー
・LEDライトコントロールユニット
・赤外線モーションセンサー
・漏水検知器
などでした。
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LM-130を採用した製品が次々とリリースされることにより、弊社はお客様の業務によりマッチしたシステムを構築することが可能になります。
また弊社の汎用クラウドアプリezFinder BUSINESSではLoRa/GPSトラッカー、3G/GPSトラッカーのみならず、LoRaセンサーのリアルタイム情報表示やレポートも出力します。
LoRaシステムにおいては、エンドノード/ゲートウェイ/ネットワークサーバー/アプリケーションをうまく連携させることにより、初めて有効なソリューションとして利用することが可能になります。弊社ではできるだけたくさんのエンドノードをより短い送信間隔で、いかに欠損率を少なくできるか日々実験を繰り返しています。
2017年2月10日
TrackersJP
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先日、車両用防水3G/GPSトラッカー「GTR-388J12」をリリースいたしました。
GTR-388J12は、これまでの3Gトラッカー(TR-313J、TR-606DJ)と同様に、GPSで取得した位置情報を、3G通信回線を使用して送信する3G/GPSトラッカーです。
MVNOの格安SIM (※1)を使用して、リアルタイム位置情報をWEBアプリ「ezFinder BUSINESS(※2)」や お客様指定のサーバーなどに送信します。
(※1)別途SIMカードのご契約が必要です。サイズは「Micro SIM」をご購入ください。
(※2) ezFinder BUSINESS(イージーファインダービジネス)の契約が別途必要となります。
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TR-606DJ とGTR-388J12 大きさ比較
GTR-388J12はTR-606DJと同様、車両用の3Gトラッカーとなります。
GTR-388J12の接続ポートは、SOS入力×1、ACC入力×1、デジタル入力×1、デジタル出力×1、アナログ入力×1です。
アンテナは内蔵で、防水仕様になっているため、さまざまなタイプの車両へ取り付けることができます。
TR-388J12とTR-606DJ 取り付けイメージ(クリックで拡大)
本体の設定はGTR-388J12専用の「ezTool 」にて簡単に変更できます。
通信間隔は15秒から86400秒(1日)の間で設定可能です。
※PCと接続して設定を変更するためには、シリアルケーブル(別売)が必要となります。
GTR-388J12用 設定変更ツール 「ezTool for GTR-388J12」
ちなみに、GTR-388J12のSIMカードサイズは「マイクロSIM」となっております。
従来のトラッカーよりも1サイズ小さいSIMになりますので、購入の際はご注意くださいませ。
※2017/3/28追記
GTR-388J12が「SORACOM認定デバイス」に登録されました。
製品の詳細、お問い合わせはこちらから
トラッカーとはGPSで取得した位置情報を電話網などで送信し、インターネットで接続したパソコンやタブレットPC、スマートフォンでその位置情報を表示閲覧できる端末です。端末回収後、後処理で軌跡を表示するのではなく、リアルタイムに近い形でトラッカー携帯者の位置情報を表示することができます(通信による遅れなど有)。
リアルタイムに近い形で位置情報を送信閲覧できるだけではなく、地図上にポリゴン、ラインなどを作成し端末がそのポリゴンやライン上に来ると、アラート(警報)を送信することもできます(ジオフェンス機能)。このジオフェンス機能の他に、車両が一定の速度を超えるとアラートを電話網で送信する機能や音声機能があるものもあります。
GPSを利用したトラッカーは通信がGSM方式である欧米でまず普及し始めました。日本の3G方式に合致したモジュールを開発するメーカーも出現し、日本の大手キャリアも主に子供や要介護者、お年寄りの見守り用途で独自製品を開発してきました。近年MVNO(格安SIMカードサプライヤー)の出現により、いわゆる縛りや解約金の少ない柔軟な形でのトラッカー運用が可能となってきました。またこれまで位置情報を閲覧するためのソフトウェアは、業務用であれば多額の開発費が必要でした。しかしブラウザで操作・閲覧するクラウドを利用したWEBアプリの普及により、ソフトウェア使用の敷居も非常に低いものとなりつつあります。
従来トラッカーと言うと子供やお年寄りの見守りのための端末というイメージが強く、携帯電話購入の際に大手キャリアからトラッカーを購入するという形が多かったようです。
しかし格安SIMの普及などにより、トラッカーは業務用途でも急速に活躍の場を広げています。
毎朝ごみを捨てに行くのに、「何時ごろ回収にくるのか」気になる方は多いのではないでしょうか?
朝9時に回収に来たり、正月明けなどは11時頃来るかもしれません。
そんな時に自宅そばのごみがいつ収集されそうかスマホやパソコンで検索できたら、自治体にとっては付加価値のついた住民サービスと言えます。同様のサービスは除雪車などでも提供することができます。 こういったマーケットは「サービス向上系」と呼ぶことができます。
ピザや食材配達などもこのカテゴリに分類されます。
駆け付け・効率系のマーケットとしては給油車などをあげることができます。
冬の北国では急に灯油がないことがわかり、給油会社にあわてて電話することがあります。
こう行った時にトラッカーがあれば、他の給油車の位置情報も把握できるアプリで最も近くにいるドライバーが給油に駆け付けることができます。
またブラジルの一部の州でストーカー被害にあっている被害対策のためにトラッカーを採用しています。警察にストーカー被害を訴えてきた被害者にトラッカーを24時間携帯してもらいます。
そして被害に遭いそうになった時に、被害者にはトラッカーの緊急ボタンを押してもらいます。
地図リンクのついた位置情報は事前に登録してあるスマホもしくはインターネットで警察本部に送信され、被害者の最も近くにいる警官が、被害者の携帯しているであろうトラッカーの場所に急行するというシステムです。これは駆け付け+見守り系の利用法と言えます。
リゾート運営会社でもトラッカーは画期的な役割を果たすことができます(安否系)。
たとえばスキー場などでは行方不明者の捜索が頻繁に行われます。事前にビーコンを携行するスキーヤー、登山者も多いですが、電波到達距離に限界があります。
リゾート運営会社が有料でお客様にトラッカーを貸出しすれば、3G圏内である限り、そのリゾート会社は事務所のパソコン内でトラッカー携帯者の位置情報を確認することができます。
また携帯者が緊急ボタンを押せば、音声機能付トラッカーであれば即座に携帯者に電話をかけ安否の確認を行うことができます。リゾート運営会社としてはお客様に安心感を提供することができます。
営業マンにとってはありがたくないのが、会社としてトラッカーの携帯を義務付けされることです。
しかし経営者にとって、営業マンの営業効率を上げるためにトラッカーは最高のツールであると言えます。
まず営業マンはあまりのんびりした営業スケジュールを組むことができなくなってしまします。また優秀な営業マンの行動パターンを見える化して、会社のリソースとすることにも役立ちます。弊社自身も営業担当にトラッカーを持たせることにより、営業効率が30%ほどアップしたと実感しています。
トラッカーはさまざまな分野での利用が期待されています。ここで最も重要なのは今までのトラッカーシステムと異なり、はるかに少ない投資でトラッキングシステムの構築が可能になったということです。ひとつには通信規制の緩和により、通信費が安くなってきたという事実もあります。しかしそれ以上にクラウドソフトウェアが身近になり、ソフトウェアへの投資額がはるかに少なくとも、トラッキングシステム利用することが可能になったということが言えます。弊社の感覚では2010年当時と比較し、トラッキングシステムは1/5-1/10程度の投資で業務用トラッキングシステムの構築が可能と考えています。
業務用3G/GPSトラッカーサイトはこちら
▼画像は「TR-313J」
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