6dBアンテナ実験2

2018年01月29日
マイク

 

前回の実験ではKerlink製の3dBアンテナと6dBアンテナの比較しました。
(→前回の記事)

今回は6dBアンテナでどこまでLoRa通信ができるか確認するため、GPSトラッカー「LT-100」を持って北海道最高峰の旭岳(姿見)まで登ってみました。

結果、弊社と 25km 離れた場所で通信が確認できました!


(クリックで拡大)

 

スマホ版ezFinderBUSINESSにて、その場で通信を確認できます!

 

今回、GWは弊社屋上に取り付けていたため、旭岳までの道中(山の中)は通信ができませんでした。上の写真のような開けた場所に出れば、やっと通信ができました。

 

逆に山の上などにGWが設置できれば、LoRa通信可能範囲を広げることができそうです。

LT-100を持っていれば遭難被害も減るかもしれませんね。

 

KerlinkGWには3dBアンテナが標準付属ですが、6dBアンテナも取り扱っています。

興味がありましたらお気軽にお問い合わせください。

 

LT-100の遠隔設定

2018年01月26日
by マイク

 

LoRaトラッカー「LT-100」の設定変更をする場合、USBケーブルでPCと接続しToolでを使用するのが基本です。

 

しかし、ezFinderBUSINESSを使えば遠隔から設定変更が可能です!

 

ezFinderBUSINESSにてコマンドを送信できます。

LT-100がコマンドを受信するとバイブレーションします。

(LoRa通信状況によってはコマンドがLT-100に届かない場合があります)

 

(クリックで拡大)

 

この遠隔設定コマンドは実際に様々な実証等で活躍しており、お客様からも大変便利な機能だとご好評いただいております。

ご興味ある方はぜひお問い合わせください。

 


 

【LT-100】 詳細はこちら
https://www.trackers.jp/products_lt-100.html

 

【ezFinderBUSINESS】詳細はこちら
https://www.trackers.jp/products_ezf.html

 

マルチ充電ステーション

2018年1月19日
by ノルドマルク

 

LT-100を10台以上お求めのお客様。マルチ充電ステーションがおすすめです。

 

マルチ充電ステーション 22,500円

マルチ充電ステーション用電源ケーブル 1,000円

 

いずれも税別です。

 

 



LT-100詳細はこちら

LS-134H間もなく入荷

2018年1月12日
by ノルドマルク

LoRaWAN熱煙センサーLS-134Hのデモ機検証も終了し、販売できる製品が1月19日頃入荷する予定です。さてこの製品が必要になるのはどのようなシチュエーションでしょうか?介護経験の長い私には思い当たるケースがいくつかあります。ある程度動くことのできる、一人暮らしのお年寄りを想定してみました。

 

1.ガスコンロの魚焼きグリル

介護をしていた頃、年老いた親を置いて出張にでた時など一番の心配は魚焼きグリルでした。現在我が家はIHクッキングヒータを使用していますが、当時はガスコンロを使用しており、親が魚を火にかけたままその場を離れ、油かすなどに引火しないかなど大変不安でした。LS-134Hがその当時あれば、クラウドアプリezFinder BUSINESSでリモートでも監視を行うことができます。万一出火アラートなどがあれば、大家さんや近所の知人などに現場確認してもらう、親に電話をかけるなどできると思います。

 

2.電気ストーブ

脱衣所などの電気ストーブなどに、タオルなどが落ち出荷するなどの火事があります。こういった場合も1.同様ezFinder BUSINESSやスマホでアラート確認、対処が可能となります。

 

3.大規模介護施設の夜間の出火

屋外用のゲートウェイはかなり高額ですので、比較的安価な屋内用ゲートウェイなどを利用するとよいかと思います。

 

 

 

LS-134H  12,650(税別予価)
https://www.trackers.jp/products_ls-134h.html

 

 

まもなくリリースできそうなLoRa関連製品

    2017年12月6日
by ノルドマルク

 

先週弊社が日本向けのLoRaエンドノードを開発してもらっている、台湾のGlobalSat社を訪問してきました。

GlobalSat社は火災報知器、パーキングセンサー、携帯用ゲートウェイなどさまざまなLoRa製品を開発しています。しかし製品によっては開発過程、実験中に予期せぬ事態に遭遇し、リリースが遅れているものあるいは断腸の思いで製品リリース断念を決断するケースもあります。そんな中で「そろそろリリース時期がせまっている」製品についてご案内いたします。

 

1.   LoRa GPSウォッチ

 

とうとう出ますよLoRa腕時計が!大きなマラソン大会で数十人が弊社のLT-100を利用されたケースが国内で数件あります。マラソン大会ではすでに近隣にゲートウェイ(GW)が設置してある場合には、そのGWがコースを全部網羅しているか確認する必要があります。今回あるお客様は一部のコースを既設置GWがカバーしておらず、ご自分でGW持ち込みされました。既存のGWに紐づいているネットワークサーバー(NS)とお客様が用意されたGWが紐づいているNSが異なりましたがアプリケーション上で、コース上どこを通っても表示されるよう開発を行っておられました。弊社ezFinder BUSINESSを利用された場合にもさまざまなNSに対応しているため、異なるNS環境課でも違和感なく表示できるものと思います。デザイン的にはまだスポーツ用の製品しかありませんが、Gセンサーで判断し、ある程度の時間動かなかったときのみアラートをezFinder BUSINESSに送るというようなことも可能です。
お年寄り見守り用途です。

 

2.   USBドングル型ゲートウェイ LD-50H

介護施設などでお年寄りを散歩させモニターするようなケースのためだけに、高価なGWを購入するのは現実的でないかもしれません。パソコンにUSB型GWドングルを差し込み、散歩するお年寄りをモニタリングします。延長ケーブルを使用し自宅の高いところにアンテナを設置できる場合は、お子様(小学生)の通学モニタリングも可能でしょう。またキャンプなどで先生がパソコン内で、キャンプしている生徒のモニタリングを行うことも可能です。本製品はLoRaWAN対応ではありません。専用ツールでアプリケーション表示先などを設定します。NSも利用しないので維持費もかかりません。

 

3.   ビーコン対応トラッカーLT-501

屋外ではGPS、屋内ではビーコンに対応しおおよその位置決めを行います。

 

4.   LT-501R

LT-501のバッテリー大容量版です。野生動物首輪への利用を想定しています。

 

自分はGPS業界20年ですが、少量でも柔軟に細かく様々な要望に対応してくれるメーカー(工場)はあまり多くはありません。だいたいが「じゃあ何万台買ってくれるのと?」という話が先に来ます。さまざまな工場と取り引きをしてきて、たどりついた到着地点が台湾のこの会社でした。弊社ではこの会社と弊社で台湾において、十分に実験検証を終えた製品しかリリースしないようにしています。

IoT/M2M展秋2017出展中です!

2017年11月8日
by かんちゃん

 

展示会会場からお届けします。現在、第3回IoT/M2M展 秋(2017)に出展中です!

当社のブースは幕張メッセ7ホール21-27となっています。

メインストリート沿いでの出展となっておりますので分かりやすいはずです!

当社ブースではLoRa鳥獣被害アラートシステム等をご案内いたしております。

実際にどのような形でシステムが稼働しているかをご覧頂くことも出来ます。

もちろん、LoRaシステムは鳥獣被害対策以外でも使用することが可能ですので、お悩み事がございましたらブーススタッフにお問合せ下さい。

また、今回、西菱電機株式会社様との共同出展により、LoRa農業センサーの展示も行っております。

IoT/M2M展秋2017は11/8(水)~11/10(金)の3日間、10:00~18:00まで開催しております。(最終日は17:00まで)ご都合のよろしい方は、ぜひブースまでお越し下さい。

IoT/M2M展に出展します2

2017年11月6日
by ノルドマルク

 

幕張メッセで開催されるIoT/M2M展が近づいてきました。

弊社のブース番号は21-27で、LoRa担当の中西、鳥獣被害システムTRELink担当の菅野が会場でお待ちいたしております。

さて西菱電機株式会社様がGlobalSat社のLoRaモジュールを採用した「LoRaセンサーノード」を開発されました。本センサーノードには温度/湿度/照度/気圧/CO2/土壌温度/土壌水分の各センサーが接続できます。弊社ブースでは各センサーのネットワークへの接続の様子もお見せできる予定です。西菱電機株式会社様からも弊社ブースに担当を派遣いただき、お立ち寄りいただいた方により詳しい説明をしていただく予定です。

弊社ではLoRa/GPSトラッカーや、CO2/CO/PM2.5センサーなどすでに販売させていただいておりますが、最近農業向けのさまざまなセンサーにつながるLoRaセンサーノードのお問合せが増えてきました。お問合せの中でも「実証実験用ではなく現場で使えるLoRaセンサーノード」というご指定をいただくケースが増えてきました。ぜひ弊社ブースにお越しいただき、西菱電機様開発のLoRaセンサーノードをご覧ください。

 

 


「農業センサーPOCキット」

●特長

・農業用センサー(プロトタイプ)をLPWA通信(LoRa®)で提供します。

・農業用センサー(プロトタイプ)は、温度・湿度・照度・CO2・気圧・土壌温度・土壌水分を計測します。

・農業用センサー(プロトタイプ)は、IP24相当になります。

・電源は汎用のモバイルバッテリーを使用することで簡単に交換できます。

・LoRaWANを介して西菱電機のIoTダッシュボードで計測データを可視化(モニタリング)できます。

・IoTダッシュボードはユーザーが任意のグラフ等を表示できます。

 

●仕様

本体寸法 100㎜(W)×150㎜(D)×85㎜(H)
動作温度範囲 0~50℃
センサー 温度・湿度・照度・CO2・気圧・土壌温度・土壌水分
防水・防塵 IP24
無線通信方式 LoRaWAN™ (LM-130EVB使用)
電源インターフェース 基盤側 : micro USB TypeB
モバイルバッテリー側 : USB TypeA
連続稼働時間 10分毎の送信で約40日間
(モバイルバッテリー 10,000mAh使用の場合)

 

 

 

Kerlink社製「6dBiアンテナ」の社内試験

2017年10月31日
マイク

 

Kerlink社製ゲートウェイ用の6dBiアンテナを入手しました。

弊社で取り扱っている「Kerlinkゲートウェイ LoRa IoT Station 923」に取り付け使用可能です。もちろん、工事設計認証取得済のアンテナです。

アンテナを弊社の屋上に取り付け、LT-100を持って弊社周辺を車で移動しました。

最長通信距離は6dBiアンテナで16.6km、3dBiアンテナで12.9kmでした。

ただし、通信距離は天候や地形などの環境によって変化する点に注意です。

予想通り6dBiアンテナの方が、通信距離が伸びました。

レポート結果をQGISで簡単にまとめました。

 

 

またRSSI値も6dBiアンテナの方が低くなる傾向にありました。

Uplinkに関しては3dBiアンテナよりも安定した通信ができていると考えられます。

 

 

今後は、Downlinkの評価や最長距離の調査を行おうと思います。

次回の結果報告をお楽しみに!

 

 

 

IoT/M2M展に出展します

2017年10月20日
by ノルドマルク

 

2017年11月8日(水)より開催されるIoT/M2M展(ホール7、ブース番号21-27)に弊社は出展します。

弊社では本年LoRaWANによる鳥獣被害実証実験を長野県大町市、北海道遠軽町丸瀬布地区で行ってまいりました。丸瀬布地区ではヒグマの捕獲に成功し、鳥獣被害対策にLoRaシステムが有効であることが再確認できました。鳥獣被害対策を行う地区ではLTE/3G電波の弱い地域も多いです。LoRaシステムにおいては3Gシステムと異なり、ゲートウェイを設置しなければなりません。しかしゲートウェイがLTE/3G圏内でありさえすれば、そこから2-7kmを半径とする地域に渡って捕獲地区を「拡大」することができます。

弊社では年内に九州地区、東海地区でアライグマなどの鳥獣被害実証実験を行います。今回の展示会では鳥獣被害対策を題材として、エンドノード/ゲートウェイ/ネットワークサーバー/クラウドアプリといったLoRaを構成する各セクターの詳細説明を行います。

 

現在ActilityやLoriotなどさまざまなネットワークサーバーが利用可能です。クラウドアプリ開発では、これらの決して少なくない数のネットワークサーバーに対する「受け口」を開発しなければなりません。今回の展示会ではさまざまネットワークサーバーに対応した汎用アプリ、ezFinder BUSINESSも展示説明いたします。

 

またLoRaハードウェアでは風速計や温度計、土壌センサーといったさまざまなセンサーへの接続を想定したLoRaセンサーノードを展示します。

 

 

ビーコン対応で室内測位も想定したLT-501という製品も展示予定です。

 

 

またバッテリー容量が大きいLT-601も展示いたします。

Kerlink SPNは閉域ネットワークの構築に向いています

 2017年8月1日
by ノルドマルク

 

LoRaというと端末(エンドノード:EN)/ゲートウェイ(GW)/ネットワークサーバー(NS)/アプリケーション(APP)から構成され、設定が複雑だと感じる方も多いのではないでしょうか?確かにNSとENの設定調整、APPでのNSからのデータ受け口用意など気にしなければならないことは多いといえます。またNS利用にはGWとENごとに毎月コストが発生します。

 

GW製造のKerlink社ではSPN(Small Private Network)というシステムを日本でもリリースし始めました。このシステムの特長は

・EN/GW/APPという構造

・1GWに何台でもENを紐づけられる(送信間隔により紐づけできるEN数にも限界あり)

・最初に€250払って使用開始、月額維持費不要(弊社に設定依頼する場合には別途設定料が必用)

・GW1とGW2を紐づけることはできない。それぞれ独自のネットワーク

 

 

 

 

 

ezFinder BUSINESSはすでにKerlink SPN対応済みです。

さてどんなマーケットに向いているでしょうか?私が考えるSPN向けマーケットは以下の通りです。

 

・比較的児童数の少ない小学校の入退管理

学校にGWを設置し、自動の入退室を管理。
ezFinder BUSINESSを利用して母親のスマホへメール送信なども可能

 

・広い敷地でのレンタカーやオークションカーの管理

低頻度で位置情報を送信し、敷地内にある多くの車を管理するには最適

 

その他:工事現場の車両・モノの管理、自動車製造業における屋外にある仕掛品の管理

LoRaアプリezFinder BUSINESSのネットワークサーバー対応状況

2017年7月26日
by ノルドマルク

 

 

LoRa対応クラウドアプリ ezFinder BUSINESS は以下のようなさまざまなネットワークサーバーに対応しております。

 

「 Loriot 」「 Soracom 」「 Orbiwise 」 などに対応しています。これからも対応ネットワークサーバーを増やしていく予定です。

 

またezFinder BUSINESS内で以下のようなコマンドを発行できます。

  • Class Aへの変更
  • Class Cへの変更
  • モーションモードで移動時の送信間隔変更
  • モーションモードで静止時の送信間隔変更
  • 定期モードでの送信間隔変更
  • SOS解除

これらをリモートで行うことが可能です。


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LoRaネットワークサーバー Loriot社の東京サーバーが利用可能になりました

2017年7月21日
By ノルドマルク

 

LoRaシステムを構築する際に、どこのネットワークサーバーと契約するかお悩みの方は多いのではないでしょうか?

 

ご存知のようにLoRaWANシステムは、以下のような構成となります。

 

エンドノード(EN)/ゲートウェイ(GW)/ネットワークサーバー(NS)/アプリケーション(APP)

 

弊社ではGlobalSat社のLoRa端末、LoRa対応アプリケーションezFinder BUSINESS、TRELinkなどの接続確認を行うために、Actility、Orbiwiseなど様々なNSを評価する必要があります。

その中の一つLoriot社の東京サーバーが利用可能になりました。

 

(画像クリックで拡大)

 

 

今までシンガポールサーバーを利用していたお客様は、東京サーバーを利用するにはGWのプロファイル変更が必用となります。

ゲートウェイを移設しました

2017年6月21日

バイカー

 

北海道も連日20℃を超える初夏を迎えました。

キャンプ好きな私はどこにキャンプに行こうかウズウズしています!笑

 

さて先日、弊社屋上に設置しているゲートウェイの移設作業を行いました。

こちらが移設作業前の写真です。

 

屋上に上るハシゴに簡易的に設置していました。地上7mくらいでしょうか。

そしてこちらが移設作業後の写真です。

 

 

 

移設前に比べ約1m程高い場所にアンテナを設置できました。(地上約8m)

見てお分かりの通り、プロにお願いせず社員2名で行いました。今流行りのDIY(?)ですね!笑

 

そんな手作り感満載なゲートウェイ移設作業を行った後、LT-100を使った通信距離実験をしてみました。

以前はゲートウェイから約7km地点までしか通信出来ませんでしたが、なんと約13kmも離れた地点から通信出来ました!

 

ゲートウェイのアンテナを約1m程高く設置した事で地形の影響を受けにくくなり、より遠距離で通信が出来たと思われます。

 

ご自分でゲートウェイ設置作業をされる方は転倒・転落に十分注意し作業してくださいね。

 

(この実験結果はあくまでも弊社環境で行ったものであり、参考として頂きますようお願いいたします。)

 

IoT/M2M展 春 2017

2017年5月23日
ZUNDA

5月10日から12日にかけて東京ビッグサイトで開催されたIoT/M2M展に出展いたしました。

期間中は多くのお客様に弊社ブースにお立ち寄りいただき誠にありがとうございました。

GISupplyブースでは主にLoRa関連製品と3Gカメラを中心に展示いたしました。

いずれも“リアルタイム位置情報管理システムezFinder BUSINESS”や“鳥獣害対策システムTRELink”などのアプリケーションに接続可能な点が大きな特徴です。

ezFinder BUSINESS

TRELink 

昨年までと比較してLoRaに興味を持ってくださるお客様が非常に増えた印象です。会場全体を見渡してみてもLPWA(Low Power Wide Area)、LoRaというキーワードを随所で目にしました。日本国内での注目度が急速に高まってきているようです。

弊社でもGPS/LoRaトラッカーとして既に実績のあるLT-100の他に、LS-11Xシリーズ(CO2、CO、PM2.5センサー)やモジュール評価ボードLM-130EVBも展示しました。これらは全てezFInder BUSINESS上にリアルタイムでレポートを表示可能で、一括管理していただけます。

 

また、今後リリース予定の新製品もご覧いただきました。

LT-501は、BLEビーコンも搭載したLoRa/GPSトラッカーです。ビーコンとの併用で、さらなる電池消費量の削減が期待できます。使用する電池の容量も、用途に応じて3段階からお選びいただける予定です。

LS-134Hは、熱・煙センサーです。火災発生の知らせをLoRaで受け取ることができます。

写真奥の黒い筐体は、パーキングセンサーです。埋込式で内部のマグネットセンサーが車両の有無を判別し、LoRaでレポートを送信します。大掛かりな設備構築が必要なく、駐車スペース管理システムを導入可能です。

今回のIoT/M2M展では、他社様のブースにおいても弊社LoRa製品を展示していただきました。

 

SORACOM様のブースです。

LT-100はソラコム様がご提供されているLoRaネットワークサービスへの接続も検証済です。今回はLT-100と同じモジュールLM-130を搭載するLS-11Xシリーズも展示していただきました。

初日は、この場所に弊社のLoRa製品カタログも置かれていたのですが、ご興味を持ってくださったお客様が大勢いらした様子で、2日目の昼過ぎには100部全てなくなったようです。

多数のご関心をいただきありがとうございました。

 

NTT docomo様のブースです。こちらでもGPSトラッカーとしてLT-100を展示していただきました。

LoRa実証実験やLoRaネットワークを利用したサービスの提案など、今年に入ってからは特に話題に事欠かないLoRa界隈ですが、一方で、日本国内で使用可能なLoRaデバイスはまだまだ限られるのが実情です。

GISupplyは、今後も様々な“モノ”に対応したLoRa製品を順次リリースしていく予定です。

GlobalSat LoRaモジュールを採用した製品が続々と・・・

2017年3月17日

                            By Nordmark

 

 

 

LoRa製品が次々とリリースになり、弊社社員は日々実験に明け暮れています。

LoRa AllianceメンバーであるGlobalSat社が、ニュルンベルクで開催されたEmbedded Worldで製品展示を行いました。

こちらでは日本でも認証取得済みのLM-130/LM-230を使用した製品が数多く展示されました。

展示された製品は

・CO/CO2/PM2.5センサー・・・現在弊社で検証中

・駐車車両検出器、パーキングシステム

・LoRaスマート農業システム

・LoRaスマートホームシステム

・電力計

・振動検出センサー

・LEDライトコントロールユニット

・赤外線モーションセンサー

・漏水検知器

などでした。

 

LM-130を採用した製品が次々とリリースされることにより、弊社はお客様の業務によりマッチしたシステムを構築することが可能になります。

 

また弊社の汎用クラウドアプリezFinder BUSINESSではLoRa/GPSトラッカー、3G/GPSトラッカーのみならず、LoRaセンサーのリアルタイム情報表示やレポートも出力します。

 

LoRaシステムにおいては、エンドノード/ゲートウェイ/ネットワークサーバー/アプリケーションをうまく連携させることにより、初めて有効なソリューションとして利用することが可能になります。弊社ではできるだけたくさんのエンドノードをより短い送信間隔で、いかに欠損率を少なくできるか日々実験を繰り返しています。